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2024年4月26日金曜日

◇ドル強い 円安進む.155円半ば 原油.▽逆立.83ドル台 令和6.4.26.Fri

StockCharts ⇒  
4.25
NYダウ   38,085.80 -375.12 -0.98%
NASDAQ 15,611.76 -100.98 -0.64%
S&P500   5,048.42 -23.21 -0.45%

NYダウ(INDU) ⇒◇nr.3up ⇒▼nrかぶせ.調整 ⇒▼nr.-BigDn.Sup10MA
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇wr.買戻し ⇒+▼陰上げ.様子見 ⇒-◇陽下げ.調整
S&P500(SPX) ⇒◇wr.買戻し ⇒+▼nr.様子見 ⇒-▽陽下げ.調整
【 SOX指数 】
4,515.04 +88.84(+1.96%) ⇒◇wr.買戻し ⇒+▼陰上げ.様子見 ⇒▽拍子木.買戻し

【 VIX恐怖指数 】
15.37 -0.60 (-3.76%) ⇒◆wr.大幅下げ ⇒◇nrはらみ反発 ⇒▲大幅吞込み
-3.76P 大幅に下がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▼nr.-BigDn.Sup10MA ⇒ ダウ工業株30種平均は続落。
・同日発表の2024年1〜3月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が投資家のインフレ懸念を強める内容となった。四半期決算を発表した銘柄の一部が大幅安となったのも投資家心理を冷やし、ダウ平均の下げ幅は一時700ドルを超えた。

-◇陽下げ.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落。
・エヌビディアやブロードコムといった半導体関連に買いが入り、指数を下支えした。
・検索会社のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)は四半期のクラウド収入が前年を上回り、1株利益が予想を上回ったほか、追加自社株買いや現金配当を開始する計画を発表し、買われている。
//◆▽◇◆◇◇//◆◇◆◇ ドル円 155円台( 金融政策意識 )
//◆▽◇◇◆◇//◆◇◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//+◇+▲◆+//-◆▽◆ 原油 83ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル強い 円安進む.155円半ば 原油.▽逆立.83ドル台  
4.26
米ドル/円 155.58 155.61
ユーロ/円 166.90 166.97
ユーロ/米ドル 1.0727 1.0731
英ポンド/円 194.68 194.78
豪ドル/円 101.41 101.44
スイスフラン/円 170.53 170.60
原油(WTIC原油先物) 83.57 +0.76 +0.92% ⇒▽wr反発.Sup50MA ⇒◆nr調整.Reg10MA ⇒▽逆立.test10MA

◇ドルもみあい 円安進む.155円台 原油.◆nr調整.82ドル台  
4.25
米ドル/円 155.23 155.24
ユーロ/円 165.97 166.04
ユーロ/米ドル 1.0692 1.0696
英ポンド/円 193.35 193.43
豪ドル/円 100.79 100.86
スイスフラン/円 169.65 169.68
原油(WTIC原油先物) 82.81 -0.55 -0.66% ⇒◆nr.よこばい ⇒▽wr反発.Sup50MA ⇒◆nr調整.Reg10MA

◆ドルもみあい 円もみあい.154円後半 原油.▽wr反発.83ドル台 
4.24
米ドル/円 154.78 154.79
ユーロ/円 165.61 165.69
ユーロ/米ドル 1.0700 1.0704
英ポンド/円 192.65 192.73
豪ドル/円 100.41 100.44
スイスフラン/円 169.73 169.76
原油(WTIC原油先物) 83.36 +1.46 +1.78% ⇒△nr.よこばい ⇒◆nr.よこばい ⇒▽wr反発.Sup50MA

景気減速やインフレの長期化を懸念
1.
・1-3月期国内総生産(GDP)の伸び鈍化を受け成長減速を懸念する売りに寄り付き後、下落。

・同時に、同四半期の価格指数は予想以上に伸びが加速したため長期金利上昇を嫌気した売りも強まった。
・ハイテクではメタの決算を受けた売りも重しとなったほか、ダウはキャタピラーの下げが押し下げ、続落。

・終日軟調推移となったが、押し目では主要企業決算を期待した買いが支え終盤にかけ下げ幅を縮小し、終了。

・GDPは前期比年率で1.6%増と、ダウ・ジョーンズ通信が集計した市場予想(2.4%増)を下回った。同時に発表した1〜3月期の個人消費支出(PCE)物価指数は食品とエネルギーを除くコア指数の伸びが前期比年率で3.7%と、23年10〜12月期(2.0%)を上回った。

・市場では物価指標の上振れを受け「インフレが再加速した」(PNCフィナンシャル・サービシズ)との指摘があった。米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を引き下げる時期が後にずれ、年内の利下げ幅が市場の想定よりも縮まるとの見方が広がった。米長期金利は25日に一時4.73%と昨年11月以来の高水準を付けた。金利と比べた株式の相対的な割高感が意識されたのも相場の重荷だった。

2.
・不動産管理・開発、自動車・自動車部品が上昇。
・メディア・娯楽が下落。

・メルクとインテルが上昇。
・自動車メーカーフォード(F)も第1四半期決算で商用トラックの販売が好調で売上高・利益が予想を上回り、上昇。
・クルーズ船を運営するロイヤル・カリビアン(RCL)は第1四半期決算で1株利益が予想を上回ったほか、強い需要を受け通期の見通しを引き上げ、上昇。
・鉄道会社のユニオン・パシフィック(UNP)は第1四半期決算でコスト削減が奏功し1株利益が予想を上回り、上昇。
・ソフトウェアメーカーのマイクロソフト(MSFT)は取引終了後に四半期決算を発表。売上高が予想を上回り、時間外取引で買われている。

・アムジェンやジョンソン・エンド・ジョンソン、ウォルト・ディズニーが下げた。
・ナイキとゴールドマン・サックスも安かった。
・重機メーカーのキャタピラー(CAT)は第1四半期決算で機械の販売が前年同期比で減少、さらに第2四半期も販売低迷の兆候が続くと悲観的な見通しを示し、下落。
・格安航空会社のサウスウエスト(LUV)は第1四半期決算の調整後の1株損失が予想以上に拡大し、下落。

3.
・エヌビディアやブロードコムといった半導体関連に買いが入り、指数を下支えした。
・検索会社のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)は四半期のクラウド収入が前年を上回り、1株利益が予想を上回ったほか、追加自社株買いや現金配当を開始する計画を発表し、買われている。
・ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は第1四半期決算でAI(人工知能)関連コストの拡大を警戒した売りが加速。
SOX指数 銘柄 ⇒
☆ TSM 136.58 +2.71%
☆ エヌビディア 826.32 +3.71%
◇ ASML 902.51 +1.14%
◇ インテル 35.11 +1.77%
◆ QCOM クアルコム 163.3 -0.20%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 197.5 +0.73%
◇ AMD 153.76 +0.77%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 111.58 -0.18%
☆ テラダイン 108.91 +8.15%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 132.97 -0.34%
★ エヌビディア 796.77 -3.33%
◆ ASML 892.32 -1.03%
◇ インテル 34.5 +0.64%
◇ QCOM クアルコム 163.63 +1.41%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 196.06 +1.46%
◇ AMD 151.74 +1.36%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 111.78 -0.60%
◇ テラダイン 100.7 +0.85%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 133.43 +2.84%
☆ エヌビディア 824.23 +3.65%
☆ ASML 901.57 +3.39%
◆ インテル 34.28 -0.38%
◇ QCOM クアルコム 161.35 +0.73%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 193.24 +2.00%
◇ AMD 152.27 +1.73%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 112.46 +3.06%
◇ テラダイン 99.85 +2.14%
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【NY外為】
◇ドル強い 円安進む
//▽◇◆◇◇//◇◆◇◇ 
・PCE価格指数を受けて米国債利回りが上昇し、ドルも上げたが、ドル指数はその後伸び悩み下落に転じた。
・円相場が一時1ドル=155円75銭に下落。34年ぶりの安値を更新した。日本の通貨当局が円買い介入に踏み切るとの警戒感が強まっている。

ドル円相場は
⇒¥155.65 ¥0.30 +0.19%
⇒¥155.35 ¥0.52 +0.34%
⇒¥154.83 -¥0.02 -0.01%

4.25
イエレン米財務長官は
「水準に関係なく、介入リスクは依然高い」と。
円の対ドルでの下落に対応するために日本当局がとり得る動きについて自身の姿勢を問われ、為替市場への介入はまれな出来事であるべきだと語った。

【米国株】
◆下落
//▲◆◆◆◆//◇▽◆◆ 
・米株式相場は下落。
・エヌビディアとテスラが上昇したため、下げ渋る展開となった。

・マイクロソフトの1-3月(第3四半期)決算は売上高と利益の伸びが市場予想を上回った。クラウドと人工知能(AI)向け商品に対する法人需要に支えられた。
・グーグルの親会社、米アルファベットも売上高と純利益がアナリスト予想を上回った。クラウド・コンピューティング部門の成長が寄与した。同社は配当と自社株買いの追加も明らかにした。株価は両社ともに時間外取引で上昇。
・インテルが示した4-6月(第2四半期)の売上高と一部項目を除外した1株利益はいずれも市場予想を下回った。株価は時間外取引で下落。

>>4.24
インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トレス氏
「明日の重要なGDPは、市場参加者が利下げにつながるような軟調な数字を期待する中で発表される」と指摘。
「予想より強い数字になるとみている。そうなれば、売上高の伸びを期待するには良いが、利下げのタイミングや程度には悪い材料だ」と。

>>4.24
ネーションワイドのマーク・ハケット氏
今週は注目度の高い決算がいくつか発表されるが、これらの数字が投資家の安心感をさらに試すことになるだろうと。
ハイテク大手7社で構成する「マグニフィセント・セブン」は過去2年間、市場全体と比較して1株当たり利益の伸び率が高かったため、好調に推移してきたが、この優位性は2024年には低下し、25年にはさらに大きく低下する可能性があると、ハケット氏は指摘。
「マグニフィセント・セブンはかつてのような強力な存在ではなく、このような市場の広がりはS&P500種株価指数の他の銘柄に好機をもたらしている。これは、最近のけん引役から分散して投資したいと考えている投資家にとって、ポジティブな展開だと考えている」と。

【米国債】
◆下落
//▲▲▽▲◇//◇◇◆◆
・米国債は下落。( 利回り上がる )

・1-3月(第1四半期)の米実質国内総生産(GDP)速報値が景気減速と根強いインフレを示し、売りが膨らんだ。

・米10年債利回り
⇒4.70% 6.0 +1.30%
⇒4.65% 4.5 +0.99%
⇒4.60% -0.6 -0.13%
  
4.25
インディペンデント・アドバイザー・アライアンス(IAA)のクリス・ザカレリ氏
「今回の統計は経済成長の鈍化とインフレ圧力継続を示しており、悪いことが重なった格好だ。米金融当局はインフレが持続的に低下することを望んでおり、市場は経済成長拡大と企業収益の増加を望んでいる」と指摘。
どちらも正しい方向に向かっていないのなら、それは市場にとって「悪いニュース」になるだろうと述べた。

4.25
パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の共同創業者、ビル・グロース氏
「10年債利回りは4.75%に向かっている。そんな中、国債を保有する必要はない。現在はバリュー株を維持し、テクノロジー銘柄を敬遠すべきだ」とX(旧ツイッター)に投稿。

4.25
キャンター・フィッツジェラルドのハワード・ラトニック会長兼最高経営責任者
今年の米利下げは1回だけで、米大統領選の前に実施されるとの見通しを示した。
「9月だと私は考えている。経済を動かすためではなく、利下げという行為をやって見せておくためだ」と述べた。

4.25
BMOキャピタル・マーケッツのイアン・リンジェン氏
「この統計を受け、スタグフレーションの臆測が高まるのは間違いないが、労働市場が力強さを維持している限り、そのような結果になるとの心配はそうしていない」と。

4.25
CIBCプライベート・ウェルスUSのデービッド・ドナベディアン氏
今回のデータで最も重大な後退はコアインフレの加速だと指摘。「全ての利下げ観測がなくなるのはそう遠くない」と述べ、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合後に、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長がよりタカ派的な発言をする可能性があるとの見方。

【原油】
▽反発
//◆+▲◆+//◆▽◆▽ 
・ドルが値を消し、ドル建てで取引されるコモディティー(商品)の割高感が薄れた。
・米GDP統計では伸び率、PCE価格指数ともに地合いを悪化させる内容で、相場は当初マイナス圏で推移。狭いレンジの取引となったが、プラス圏に浮上して終えた。

・WTI先物6月限は前日比76セント(0.9%)高の1バレル=83.57ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は99セント(1.1%)高の89.01ドル。

4.25
コンサルティング会社オイリティクスの創業者、ケシャブ・ロヒヤ氏
「地政学絡みのニュースやデータ発表が少ないため、原油市場は依然として均衡価格を見いだそうとしている」と。

【NY金】
◇反発
//◇◇◆◇◇//◆◆◆◇
・大幅な景気減速を示すGDP統計を受けて、安全資産としての金の妙味が高まった。
・GDP統計ではインフレの根強さも浮き彫りとなった。米利下げの先行きを巡って不確実性が増したものの、金利に対する懸念よりも、代替資産としての金の見通しが強く意識された。

・金先物6月限は4.10ドル(0.2%)高の2342.50ドル。

4.25
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏
「成長鈍化とインフレ加速は、他の資産の打撃となり得るため、金にとっては望ましい組み合わせだ」として、市場関係者は金利先高観にも動じなかったと指摘。
その上で「調整局面にはおそらくもう少し時間がかかることから、目先の上値余地は限られるだろう。とはいえ、全体として金を保有する理由は弱まるどころか、むしろ強まった」と述べた。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,078.86 +38.48 +0.48%
独DAX指数 17,917.28 -171.42 -0.95%
仏CAC指数 8,016.65 -75.21 -0.93%
⇒△nr.高値更新 ⇒▲nr.調整 ⇒△逆立.高値更新  
⇒◇wr陽.10MA突破 ⇒▲nrはらみ.調整 ⇒▼陰-Cog.調整.Sup50MA 
⇒◇クアトロ ⇒▲nr.調整 ⇒ ⇒▼陰-Cog.調整.Sup50MA

◆下落
//◇▲◇◇◆//◇▽◆◆
・ストックス欧州600指数は下落。
・鉱業大手の買収案が材料視されたが、この日発表された決算が失望を誘い、売りが膨らんだ。
・フェイスブック親会社の米メタ・プラットフォームズが発表した決算がセンチメントを損ね、欧州のテクノロジー株は下落。

>>4.23
シティグループのストラテジスト
先週の下落が決算発表を前にした買いの好機だったと指摘。週内にはバークレイズやBNPパリバ、ドイツ銀行など銀行大手の決算が控えている。

【欧州債】
▲ドイツ債は3日続落 
//◆◆◇◆◇//◇◆◆▲ 
・欧州債市場ではドイツ債が3日続落。
・この日米国で発表された1-3月(第1四半期)の個人消費支出(PCE)価格指数が予想を上回り、26日発表の3月PCEコア価格指数は予想以上となる可能性が示唆された。
・英国債も3日続落。トレーダーはイングランド銀行(英中央銀行)の年内利下げを計44bpと想定。

・独国債10年物
⇒2.63% +0.04
⇒2.59% +0.09
⇒2.50% +0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.36% +0.03
⇒4.33% +0.09
⇒4.24% +0.04
25日 【日本株】
日経平均 37,628.48 -831.60 -2.16%
TOPIX 2,663.53 -47.20 -1.74%
日経平均 ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒▽wr.10MA突破 ⇒◆wr窓埋め
TOPIX  ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒▽クアトロ.10/50MA突破 ⇒◆w-2Gap
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.46 +1.45 +7.25% ⇒▽wr反発
日経平均VI 20.01 -0.71 -3.43% ⇒-△nr下げ.BigDn
日経平均VI 20.72 -0.96 -4.43% ⇒◆陰.下げ
--------------------------------------------------------------
・メタ株急落、低調な業績見通しに失望-大手ハイテク企業決算に警戒感。
・介入ポイントに一歩近づく円相場、植田総裁会見で2022年9月の再来も。
・ドル・円相場は1ドル=155円台後半で推移、前日の日本株終値時点は154円88銭。
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25日、日経平均が800円超下落、米メタ急落で業績警戒広がる-ハイテク売り

・25日の東京株式相場は急反落。日経平均株価の下げ幅は800円を超えた。
・フェイスブックの親会社である米メタ・プラットフォームズの株価が低調な業績見通しを受けて時間外で大きく下げたことを嫌気し、ハイテク株中心に業績懸念の売りが広がった。
・国内でファナックやキヤノンの決算内容が市場予想を下回ったことも重しとなった。
--------------------------------------------------------------
ピクテ・ジャパンの松元浩シニア・フェロー
・海外市場がメタの決算などを受け下落していることから、半導体関連株の比率が高い日経平均を中心に甘め。
・決算期のため、市場ではセクターやセミマクロよりも個別で銘柄を選別する意識が強い。

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日経平均は大幅反落、決算嫌気で投資家マインド悪化し全面安

・米国株は高安まちまちだったが、決算を発表した米メタが時間外取引で10%超下落したことなどが影響して、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・指数ウェートが高いファーストリテ<9983>が大幅安となったことで日経平均を下押し。
・また、決算を発表したファナック<6954>やキヤノン<7751>が大幅安となったことも投資家マインドを冷やす材料となった。
・半導体株も総じて売られたことから前日の上昇分がほぼはく落、全面安のなか日経平均37600円台まで下落。

・大引けの日経平均は前日比831.60円安(-2.16%)の37628.48円。


・電気・ガス業、鉱業、輸送用機器、不動産業、電気機器の下げが目立った。

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【個別銘柄】パナHD、ファナック、キヤノン など 


▲パナHD 1325 -68大幅反落。
前日に業績予想の修正を発表している。営業利益は従来予想の4000億円から3600億円、前期比24.8%増に下方修正。コンセンサスは会社計画をやや上回る水準であったため、ネガティブな反応が優勢になっている。
なお、車載用電池事業における過去の製造工程上の問題に係る調整営業費用の計上、自動車関連事業の一部でのれんの減損損失計上など、一過性要因が下方修正の主因となっている。

▲ファナック 4455 -158大幅反落。
前日に24年3月期決算を発表、営業利益は1419億円で前期比25.8%減となり、25年3月期は1210億円で同14.7%減を計画。25年3月期市場コンセンサスは1600億円程度であり、為替前提など保守的とはいえ、大きく下振れる格好に。
需要回復乏しく、稼働悪化などによる収益低迷を見込む。なお、発行済み株式数の1.32%に当たる1250万株、500億円を上限とする自社株買いの実施を発表。

▲キヤノン 4066 -374大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は801億円で前年同期比5.2%減となり、市場予想を100億円程度下振れた。イメージング事業が想定以上に落ち込む形に。
通期予想は4350億円、前期比15.9%増を据え置き、コンセンサスを上回る水準となっているが、むしろ、足元で円安が進んでいる状況下での業績据え置きを受けて、ファンダメンタルズの想定以上の厳しさが反映されているのではとの見方も。

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4.25動いた株・出来た株
◇カプコン<9697> 2636 +73.5 evoJAPAN開催接近なども期待視か。
◇エーザイ<4523> 6244 +155 アルツハイマー薬「レケンビ」の第4四半期販売好調で。
◆キヤノン<7751> 4125 -315 第1四半期は市場予想下振れで減益決算に。
◆J.フロント リテイリング<3086> 1388 -76 新規の売り材料観測されないが決算発表後は弱い動き継続。
◆三越伊勢丹<3099> 2220 -105 百貨店株の一角できつい下げ目立つ。
◆Appier Group<4180> 1316 -88 地合い悪化で中小型グロースの一角も軟化。
◆SHIFT<3697> 15055 -750 中小型グロースの代表格で下げ目立つ。
◆さくらインターネット<3778> 5390 -260 地合い悪化で個人の投資マインドも悪化。
◆パナHD<6752> 1335 -58 一過性要因中心に業績予想を下方修正。
◆野村マイクロ・サイエンス<6254> 5240 -220 地合い悪化で半導体関連には戻り売り圧力。
◆ファナック<6954> 4497 -116 今期業績見通しのコンセンサス下振れマイナス視。

2024年4月25日木曜日

◇ドルもみあい 円安進む.155円台 原油.◆nr調整.82ドル台 令和6.4.25.Thus

25日 【日本株】
日経平均 37,628.48 -831.60 -2.16%
TOPIX 2,663.53 -47.20 -1.74%
日経平均 ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒▽wr.10MA突破 ⇒◆wr窓埋め
TOPIX  ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒▽クアトロ.10/50MA突破 ⇒◆w-2Gap
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.46 +1.45 +7.25% ⇒▽wr反発
日経平均VI 20.01 -0.71 -3.43% ⇒-△nr下げ.BigDn
日経平均VI 20.72 -0.96 -4.43% ⇒◆陰.下げ
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・メタ株急落、低調な業績見通しに失望-大手ハイテク企業決算に警戒感。
・介入ポイントに一歩近づく円相場、植田総裁会見で2022年9月の再来も。
・ドル・円相場は1ドル=155円台後半で推移、前日の日本株終値時点は154円88銭。
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25日、日経平均が800円超下落、米メタ急落で業績警戒広がる-ハイテク売り

・25日の東京株式相場は急反落。日経平均株価の下げ幅は800円を超えた。
・フェイスブックの親会社である米メタ・プラットフォームズの株価が低調な業績見通しを受けて時間外で大きく下げたことを嫌気し、ハイテク株中心に業績懸念の売りが広がった。
・国内でファナックやキヤノンの決算内容が市場予想を下回ったことも重しとなった。
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ピクテ・ジャパンの松元浩シニア・フェロー
・海外市場がメタの決算などを受け下落していることから、半導体関連株の比率が高い日経平均を中心に甘め。
・決算期のため、市場ではセクターやセミマクロよりも個別で銘柄を選別する意識が強い。

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日経平均は大幅反落、決算嫌気で投資家マインド悪化し全面安

・米国株は高安まちまちだったが、決算を発表した米メタが時間外取引で10%超下落したことなどが影響して、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・指数ウェートが高いファーストリテ<9983>が大幅安となったことで日経平均を下押し。
・また、決算を発表したファナック<6954>やキヤノン<7751>が大幅安となったことも投資家マインドを冷やす材料となった。
・半導体株も総じて売られたことから前日の上昇分がほぼはく落、全面安のなか日経平均37600円台まで下落。

・大引けの日経平均は前日比831.60円安(-2.16%)の37628.48円。


・電気・ガス業、鉱業、輸送用機器、不動産業、電気機器の下げが目立った。

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【個別銘柄】パナHD、ファナック、キヤノン など 


▲パナHD 1325 -68大幅反落。
前日に業績予想の修正を発表している。営業利益は従来予想の4000億円から3600億円、前期比24.8%増に下方修正。コンセンサスは会社計画をやや上回る水準であったため、ネガティブな反応が優勢になっている。
なお、車載用電池事業における過去の製造工程上の問題に係る調整営業費用の計上、自動車関連事業の一部でのれんの減損損失計上など、一過性要因が下方修正の主因となっている。

▲ファナック 4455 -158大幅反落。
前日に24年3月期決算を発表、営業利益は1419億円で前期比25.8%減となり、25年3月期は1210億円で同14.7%減を計画。25年3月期市場コンセンサスは1600億円程度であり、為替前提など保守的とはいえ、大きく下振れる格好に。
需要回復乏しく、稼働悪化などによる収益低迷を見込む。なお、発行済み株式数の1.32%に当たる1250万株、500億円を上限とする自社株買いの実施を発表。

▲キヤノン 4066 -374大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は801億円で前年同期比5.2%減となり、市場予想を100億円程度下振れた。イメージング事業が想定以上に落ち込む形に。
通期予想は4350億円、前期比15.9%増を据え置き、コンセンサスを上回る水準となっているが、むしろ、足元で円安が進んでいる状況下での業績据え置きを受けて、ファンダメンタルズの想定以上の厳しさが反映されているのではとの見方も。

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4.25動いた株・出来た株
◇カプコン<9697> 2636 +73.5 evoJAPAN開催接近なども期待視か。
◇エーザイ<4523> 6244 +155 アルツハイマー薬「レケンビ」の第4四半期販売好調で。
◆キヤノン<7751> 4125 -315 第1四半期は市場予想下振れで減益決算に。
◆J.フロント リテイリング<3086> 1388 -76 新規の売り材料観測されないが決算発表後は弱い動き継続。
◆三越伊勢丹<3099> 2220 -105 百貨店株の一角できつい下げ目立つ。
◆Appier Group<4180> 1316 -88 地合い悪化で中小型グロースの一角も軟化。
◆SHIFT<3697> 15055 -750 中小型グロースの代表格で下げ目立つ。
◆さくらインターネット<3778> 5390 -260 地合い悪化で個人の投資マインドも悪化。
◆パナHD<6752> 1335 -58 一過性要因中心に業績予想を下方修正。
◆野村マイクロ・サイエンス<6254> 5240 -220 地合い悪化で半導体関連には戻り売り圧力。
◆ファナック<6954> 4497 -116 今期業績見通しのコンセンサス下振れマイナス視。
StockCharts ⇒  
4.24
NYダウ   38,460.92 -42.77 -0.11%
NASDAQ 15,712.74 +16.10 +0.10%
S&P500   5,071.63 +1.08 +0.02%

NYダウ(INDU) ⇒◇nr.10MA突破 ⇒◇nr.3up ⇒▼nrかぶせ.調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇nrはらみ反発 ⇒◇wr.買戻し ⇒+▼陰上げ.様子見
S&P500(SPX) ⇒◇反発.+Cog ⇒◇wr.買戻し ⇒+▼nr.様子見
【 SOX指数 】
4,562.20 +47.40(+1.06%) ⇒◇nrはらみ反発 ⇒◇wr.買戻し ⇒+▼陰上げ.様子見

【 VIX恐怖指数 】
15.97 +0.28 (+1.78%) ⇒◆wr.大幅下げ ⇒◆wr.大幅下げ ⇒◇nrはらみ反発
+1.78P 上がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▼nrかぶせ.調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落。
・米長期金利が上昇し、株式の相対的な割高感が意識されやすかった。主力ハイテク企業の決算や主要な米経済指標の発表を前に、積極的な買いが入りにくかった。半面、決算を発表した銘柄の一部が上昇し、相場を支えた。

+▼陰上げ.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は小幅に3日続伸。
・電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は低価格モデルを巡る需要増を見込みアナリストが投資判断を引き上げ、上昇した。
・エヌビディアは3%安だった。
//◆▽◇◆◇◇//◆◇◆◇ ドル円 155円台( 金融政策意識 )
//◆▽◇◇◆◇//◆◇◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//+◇+▲◆+//-◆▽◆ 原油 82ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円安進む.155円台 原油.◆nr調整.82ドル台  
4.25
米ドル/円 155.23 155.24
ユーロ/円 165.97 166.04
ユーロ/米ドル 1.0692 1.0696
英ポンド/円 193.35 193.43
豪ドル/円 100.79 100.86
スイスフラン/円 169.65 169.68
原油(WTIC原油先物) 82.81 -0.55 -0.66% ⇒◆nr.よこばい ⇒▽wr反発.Sup50MA ⇒◆nr調整.Reg10MA

◆ドルもみあい 円もみあい.154円後半 原油.▽wr反発.83ドル台 
4.24
米ドル/円 154.78 154.79
ユーロ/円 165.61 165.69
ユーロ/米ドル 1.0700 1.0704
英ポンド/円 192.65 192.73
豪ドル/円 100.41 100.44
スイスフラン/円 169.73 169.76
原油(WTIC原油先物) 83.36 +1.46 +1.78% ⇒△nr.よこばい ⇒◆nr.よこばい ⇒▽wr反発.Sup50MA

◇ドル反発 円安進む.154円後半 原油.◆nr.よこばい.81ドル台  
4.23
米ドル/円 154.79 154.80
ユーロ/円 164.91 164.94
ユーロ/米ドル 1.0654 1.0655
英ポンド/円 191.18 191.22
豪ドル/円 99.84 99.86
スイスフラン/円 169.71 169.79
原油(WTIC原油先物) 81.90 -0.32 -0.39% ⇒◆nr.下落 ⇒△nr.よこばい ⇒◆nr.よこばい

ハイテクが下支え
1.
・半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツ(TXN)の決算を好感し、半導体セクターの買戻しが加速し、寄り付き後、上昇。

・その後、今週実施されている過去最大規模の国債入札を材料にした長期金利上昇が警戒され失速、相場は一時下落に転じた。

・終盤にかけ、ハイテクの押し目買いに相場は持ち直したがダウは下落を消せずまちまちで終了。

・米長期金利は4.6%台後半に上昇する場面があり、前日終値(4.60%)を上回って推移した。朝発表の3月の米耐久財受注額は前月比2.6%増と市場予想と一致したものの、下方修正された2月分(0.7%増)から伸びが加速した。インフレの根強さが意識されやすいなか、25日発表の1〜3月期の実質国内総生産(GDP)速報値や26日発表の3月の個人消費支出(PCE)物価指数を見極めたい雰囲気があった。

・25日にはアルファベットとマイクロソフトの決算発表がある。米連邦準備理事会(FRB)による利下げが遅れ、高金利環境が長引く可能性が意識されるなか「巨大ハイテク企業を中心に今後も株価の上昇を支える業績見通しが示されるか注目している」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声が聞かれた。

2.
・自動車・自動車部品や食品・飲料・タバコが上昇。
・運輸が下落。

・半導体のテキサス・インスルメンツが上昇。インテルが買われた。
・ビザも高い。アップルやコカ・コーラ、ウォルマートも上昇。
・半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツ(TXN)は昨日引け後に発表した決算で、第2四半期の売上高見通しが予想を上回り大きく買われた。
・医薬品メーカーのバイオジェン(BIIB)は第1四半期決算でアルツハイマー型認知症治療薬の伸びがけん引し調整後の1株利益が予想を上回り、上昇。
・クレジットカード会社のビザ(V)は1-3月期決算でカード支出が強く、利益が予想を上回り、上昇。

・ボーイングが3%近く下げた。ホーム・デポやアマゾン・ドット・コム、スリーエムも安い。
・航空機メーカーのボーイング(BA)は格付け会社のムーディーズが同社の格付けをジャンク級まで1段階の水準まで引き下げ、見通しをネガティブとしたため売られた。
・管理医療会社のヒューマナ(HUM)はコストの上昇を理由に25年の見通しを撤回したことが警戒され、下落。

3.
・電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は低価格モデルを巡る需要増を見込みアナリストが投資判断を引き上げ、上昇した。
・エヌビディアは3%安。
・ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は取引終了後に第1四半期決算を発表。1株利益が予想を上回ったが第2四半期の見通しが嫌気され、時間外取引で売られている。
SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 132.97 -0.34%
★ エヌビディア 796.77 -3.33%
◆ ASML 892.32 -1.03%
◇ インテル 34.5 +0.64%
◇ QCOM クアルコム 163.63 +1.41%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 196.06 +1.46%
◇ AMD 151.74 +1.36%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 111.78 -0.60%
◇ テラダイン 100.7 +0.85%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 133.43 +2.84%
☆ エヌビディア 824.23 +3.65%
☆ ASML 901.57 +3.39%
◆ インテル 34.28 -0.38%
◇ QCOM クアルコム 161.35 +0.73%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 193.24 +2.00%
◇ AMD 152.27 +1.73%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 112.46 +3.06%
◇ テラダイン 99.85 +2.14%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 129.75 +1.61%
☆ エヌビディア 795.18 +4.35%
◇ ASML 872.05 +1.46%
◇ インテル 34.41 +0.61%
◇ QCOM クアルコム 160.18 +1.62%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 189.46 -0.16%
◇ AMD 148.64 +1.61%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 109.12 +2.20%
◇ テラダイン 97.76 +1.87%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドル強い 円安進む
//▽◇◆◇◇//◇◆◇ 
・入札に圧迫された米国債の利回りが上昇。ドル買いを誘った。
・円相場が一時1ドル=155円37銭に下落。34年ぶりの安値を更新した。日本の通貨当局が円買い介入に踏み切るとの警戒感が強まっている。

ドル円相場は
⇒¥155.35 ¥0.52 +0.34%
⇒¥154.83 -¥0.02 -0.01%
⇒¥154.84 ¥0.20 +0.13%

4.24
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)の市場戦略担当グローバル・ヘッドを務めるウィン・シン氏
「水準に関係なく、介入リスクは依然高い」と。

4.24
インタッチ・キャピタル・マーケッツのシニア為替アナリスト、ピョートル・マティス氏
「為替介入よりも、予想外の利上げの方がはるかに理にかなうだろう」との見解を示した。
利上げの可能性は低いと同氏もみているが、「円安を落ち着かせる最も効率的な方法は、利上げで市場を驚かせることだ」と指摘。

4.24
ラボバンクの為替戦略責任者、ジェーン・フォーリー氏
「日銀が26日の政策会合後に何らかのタカ派的な発言をしてくれることを財務省は恐らく望むだろうが、同日のその後で発表される米個人消費支出(PCE)価格指数が強い内容であれば、ドル高を強めることになるだろう」と。

【米国株】
◆ほぼ変わらず
//▲◆◆◆◆//◇▽◆ 
・S&P500種株価指数がほぼ変わらず。
・国債利回り上昇に加え、国内総生産(GDP)の発表を翌日に控えた警戒感から上値が重かった。--GDPは今後の米金融政策の行方に影響するとみられる。

・前日夕に買い求めやすいモデルの投入を急ぐ方針を明らかにしたテスラは大幅高。
・エヌビディアは反落。
・メタの1ー3月(第1四半期)決算は売上高と利益がともに予想を上回った。ただ、4ー6月(第2四半期)の売上高見通しレンジの中央値が予想を下回ったため、株価は時間外取引で大きく下げている。

4.24
インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トレス氏
「明日の重要なGDPは、市場参加者が利下げにつながるような軟調な数字を期待する中で発表される」と指摘。
「予想より強い数字になるとみている。そうなれば、売上高の伸びを期待するには良いが、利下げのタイミングや程度には悪い材料だ」と。

4.24
ネーションワイドのマーク・ハケット氏
今週は注目度の高い決算がいくつか発表されるが、これらの数字が投資家の安心感をさらに試すことになるだろうと。
ハイテク大手7社で構成する「マグニフィセント・セブン」は過去2年間、市場全体と比較して1株当たり利益の伸び率が高かったため、好調に推移してきたが、この優位性は2024年には低下し、25年にはさらに大きく低下する可能性があると、ハケット氏は指摘。
「マグニフィセント・セブンはかつてのような強力な存在ではなく、このような市場の広がりはS&P500種株価指数の他の銘柄に好機をもたらしている。これは、最近のけん引役から分散して投資したいと考えている投資家にとって、ポジティブな展開だと考えている」と。

【米国債】
◆下落
//▲▲▽▲◇//◇◇◆
・米国債は下落。( 利回り上がる )

・大規模な国債入札の後も軟調となった。

・米10年債利回り
⇒4.65% 4.5 +0.99%
⇒4.60% -0.6 -0.13%
⇒4.61% -1.2 -0.26%
  
4.24
BMOキャピタル・マーケッツのベイル・ハートマン氏
「落札利回りが入札前取引の利回りをやや上回ったが、まずまずの入札だった。国債は入札前、薄商いの中を安くなっていた。入札結果の発表後、追随的な動きはほとんど見られない」と。

4.24
シティー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
堅調な経済統計と根強いインフレに後押しされ、トレーダーは今年の利下げ期待を後退させており、高い利回りを求めて国債の保有に動いていると指摘。大規模な国債入札が終われば、関心はマクロ経済に戻り、今週は経済成長とインフレに関する重要な統計が発表されると。
さらに「これらの数字が弱さを示さない限り、利下げの可能性が再考され、債券利回りはさらに上昇する可能性がある。そのようなシナリオは、リスク資産を下振れさせる恐れがある」と。

【原油】
◆反落
//◆+▲◆+//◆▽◆ 
・予想以上の在庫減少と、金融市場全般に広がるリスク回避ムードという強弱まちまちの材料が綱引きする格好となり、狭いレンジで取引された。
・米エネルギー情報局(EIA)が発表した先週の米原油在庫は637万バレル減と、1月以来の大幅な落ち込みとなった。減少幅は大半のアナリスト予想を上回った。
・半面、ドル高の進行で、ドル建てで取引されるコモディティー(商品)の割高感が強まった。

・WTI先物6月限は前日比55セント(0.7%)安の1バレル=82.81ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は40セント安の88.02ドル。

【NY金】
◆3日続落
//◇◇◆◇◇//◆◆◆
・米利下げの行方に関する手掛かりを得ようと、26日に発表される個人消費支出(PCE)価格指数データに注目が集まっている。

・金先物6月限は3.70ドル(0.2%)安の2338.40ドル。

4.24
TDセキュリティーズのアナリスト、ダニエル・ガリ氏
商品取引顧問(CTA)として知られるファンドが「2200ドルを上回る水準で持ち高を手じまう可能性は低い」ため、一段と売られる展開となる公算は小さいと指摘。
マクロトレーダーのポジショニングは依然として、米利下げ観測の後退に伴うドル高と米国債利回りの上昇によって制約を受けていると。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,040.38 -4.43 -0.06%
独DAX指数 18,088.70 -48.95 -0.27%
仏CAC指数 8,091.86 -13.92 -0.17%
⇒▽wr.10MA突破.高値更新 ⇒△nr.高値更新 ⇒▲nr.調整  
⇒△反発.test10MA ⇒◇wr陽.10MA突破 ⇒▲nrはらみ.調整 
⇒+▼上げ.10MA突破 ⇒◇クアトロ ⇒▲nr.調整

◆下落
//◇▲◇◇◆//◇▽◆
・ス欧州600指数が下落。
・テクノロジー株が買いを集めた一方、仏高級品メーカー大手ケリングやスイスの医薬品メーカー、ロシュ・ホールディングは決算が嫌気され下落。

>>4.23
シティグループのストラテジスト
先週の下落が決算発表を前にした買いの好機だったと指摘。週内にはバークレイズやBNPパリバ、ドイツ銀行など銀行大手の決算が控えている。

【欧州債】
▲大幅安 
//◆◆◇◆◇//◇◆▲ 
・ドイツ債が約3週間ぶりの大幅下落。
・欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのナーゲル・ドイツ連邦銀行(中銀)総裁の発言を受け、短期金融市場でECBが一連の利下げを続けることはないとの見方が広がった。
・英国債は中期債中心に下落。イングランド銀行(英中央銀行)チーフエコノミストのヒュー・ピル氏の23日の発言内容に反応し、トレーダーが想定する英中銀の年内の利下げ幅は46bpに低下。

・独国債10年物
⇒2.59% +0.09
⇒2.50% +0.02
⇒2.48% -0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.33% +0.09
⇒4.24% +0.04
⇒4.20% -0.02

2024年4月24日水曜日

◆ドルもみあい 円もみあい.154円後半 原油.▽wr反発.83ドル台 令和6.4.24.Wed

24日 【日本株】
日経平均 38,460.08 +907.92 +2.42%
TOPIX 2,710.73 +44.50 +1.67%
日経平均 ⇒▽nrはらみ ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒▽wr.10MA突破
TOPIX  ⇒▽nr反発 ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒▽クアトロ.10/50MA突破
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 20.01 -0.71 -3.43% ⇒-△nr下げ.BigDn
日経平均VI 20.72 -0.96 -4.43% ⇒◆陰.下げ
日経平均VI 21.68 -2.75 -11.26% ⇒▲wr切下げ
--------------------------------------------------------------
・米TI、強気の売上高見通し示す-半導体需要の低迷緩和を示唆。
・半導体株に買い、米関連銘柄が軒並み上昇-TI強気の売上高見通し。
・米テスラ、手頃な価格の車を25年早々までに投入-販売てこ入れへ。
・ドル・円相場は1ドル=154円台後半で推移、前日の日本株終値時点は154円77銭。
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24日、日経平均900円高、米国の金利高一服とハイテク株上昇-半導体が急伸

・24日の東京株式相場は3日続伸し、日経平均株価の上げ幅は900円を超えた。
・インフレ懸念を背景にした米国の金利上昇が一服しているほか、米電気自動車(EV)メーカーのテスラや半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツ(TI)が決算発表後の時間外取引で買われたことで投資家心理が好転した。
--------------------------------------------------------------
大和証券の山田雪乃投資情報部長
・昨日の米ハイテク関連株の上昇やドイツのSAPの決算でクラウド部門が好調だったことなどを受け、これまでの調整で日本株の持ち高を減らしていた投資家が買い戻しを入れてきているのではないか。
・半導体は他のセクターに比べれば決算も良く、出荷額も回復基調に入っているため、中長期的な買いスタンスは不変。

いちよしアセットマネジメントの秋野充成社長
・きょうの相場は戻り方向。ただ、この後に米個人消費支出(PCE)価格指数や日本銀行の金融政策決定会合、来週の米雇用統計などを控えているため、様子見機運は強い。
・半導体株は完全なモメンタムクラッシュで余韻はまだある。値ごろ感で買いたい人はいるだろうが、まだ下げは足りないとみる。

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米株高を映してリスク選好ムード強まる

・米国株高や、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比2.21%高と反発基調を強めたことなどが材料視されて、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・日経平均は寄り付き後ほどなくして38000円を回復すると、その後も高値圏での推移を継続し、本日の高値で取引を終えた。
・あすから始まる日銀の金融政策決定会合を前に、半導体株などには短期筋などによる買い戻しが入ったとの観測もあった。

・24日の日経平均は大幅続伸。907.92円高の38460.08円(出来高概算17億4000万株)と終値ベースで18日以来、4営業日ぶりに38000円台を回復して取引を終えた。

・精密機器、電気機器、輸送用機器、卸売、機械など29業種が上昇。
・電気ガス、陸運、パルプ紙、不動産の4業種が下落。

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【個別銘柄】 ローム、シマノ、野村マイクロ、ニデック など 


▽KOA 1602 +177急伸。
前日に24年3月期決算を発表、営業利益は33.1億円で前期比67.6%減となり、25年3月期は39億円、同17.7%増の見通しとしている。前期実績は直前に修正済みで、今期の2ケタ増益見通しがポジティブ視される形になった。
自動車向けの回復などが想定されているもよう。1-3月期受注は前四半期比で14%増となったが、7四半期ぶりのプラス転換、12四半期ぶりの2ケタ成長となっている。

▽シマノ 25105 +960大幅続伸。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は134億円で前年同期比52.1%減となったが、コンセンサスは110億円程度だったとみられ、上振れ着地となった。また、通期計画は従来の530億円から568億円に上方修正。
コスト削減の進捗により原価率が改善し、販管費も抑制できるもよう。業績底打ち確度の高まりが意識される状況に。立会外取引での100万株を上限とした自社株買いの実施も発表。

▽野村マイクロ 5460 +705ストップ高。
前日に業績・配当予想の上方修正を発表しており、ポジティブな見方が優勢になっている。24年3月期営業利益は従来予想の96.5億円から106億円、前期比61.8%増に上方修正。
各地域の超純水製造装置の工事進捗が順調に推移したこと、為替相場が円安基調で推移したことなどが背景になっている。期末配当金も従来計画の100円から190円に引き上げ、年間配当金は前期比100円増の250円配となる。

▽ニデック 6794 +49反発。
前日に24年3月期決算を発表。営業益は1631億円で前期比63.1%増となり、従来予想の1800億円を下振れた。構造改革費用を約150億円増額したことが主因。一方、25年3月期は2300億円で同41.0%増と見込むが、2400億円程度の市場予想に届かず。
大幅増益だが、構造改革費用598億円一巡を見込むと、実質的な増益率は物足りず値を消したが、全般相場の戻りに呼応し買い戻される。

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4.24動いた株・出来た株
◇野村マイクロ・サイエンス<6254> 5460 +705 業績・配当予想の上方修正を好感。
◇KOA<6999> 1597 +172 今期の2ケタ増益見通しをポジティブ視へ。
◇ニコン<7731> 1731 +167.5 シルチェスターが5%超の大株主に。
◇オルガノ<6368> 7670 +570 野村マイクロの上方修正で連想買いも。
◇ローツェ<6323> 26930 +1990 丸三証券では目標株価を引き上げ。
◇東京エレクトロン<8035> 34590 +2090 米長期金利が低下でSOX指数は2%超の上昇に。
◇HOYA<7741> 18545 +1000 野村證券では新規に買い推奨。
◇シマノ<7309> 25520 +1375 第1四半期上振れ着地で業績予想を上方修正。
◆住友金属鉱山<5713> 5150 -116 金価格の上昇一服で売り優勢に。
StockCharts ⇒  
4.23
NYダウ   38,503.69 +263.71 +0.69%
NASDAQ 15,696.64 +245.33 +1.59%
S&P500   5,070.55 +59.95 +1.19%

NYダウ(INDU) ⇒△反発.test10MA ⇒◇nr.10MA突破 ⇒◇nr.3up
NASDAQ(COMPQ) ⇒▼wr.Low ⇒◇nrはらみ反発 ⇒◇wr.買戻し
S&P500(SPX) ⇒◆陰6.Low ⇒◇反発.+Cog ⇒◇wr.買戻し
【 SOX指数 】
4,478.80 +96.88(+2.21%) ⇒◆wr.Low2 ⇒◇nrはらみ反発 ⇒◇wr.買戻し

【 VIX恐怖指数 】
15.69 -1.25 (-7.38%) ⇒+◆上げ ⇒◆wr.大幅下げ ⇒◆wr.大幅下げ
-7.38P 大幅に下がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
◇nr.3up ⇒ ダウ工業株30種平均は4日続伸。
・中東の地政学リスクへの過度な警戒が和らぐなか、幅広い銘柄に押し目買いが入った。同日発表の米経済指標が米国のインフレ再加速への懸念を高めなかったことも株買いを促し、ダウ平均の上げ幅は一時300ドルを超えた。

◇wr.買戻し ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
・長期金利の上昇が一服し、株式の相対的な割高感が薄れたとみた買いが入った。
・エヌビディアやマイクロン・テクノロジーといった半導体関連株が上昇。
・メタプラットフォームズも買われた。
//◆▽◇◆◇◇//◆◇◆ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◆▽◇◇◆◇//◆◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//+◇+▲◆+//-◆▽ 原油 83ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円もみあい.154円後半 原油.▽wr反発.83ドル台 
4.24
米ドル/円 154.78 154.79
ユーロ/円 165.61 165.69
ユーロ/米ドル 1.0700 1.0704
英ポンド/円 192.65 192.73
豪ドル/円 100.41 100.44
スイスフラン/円 169.73 169.76
原油(WTIC原油先物) 83.36 +1.46 +1.78% ⇒△nr.よこばい ⇒◆nr.よこばい ⇒▽wr反発.Sup50MA

◇ドル反発 円安進む.154円後半 原油.◆nr.よこばい.81ドル台  
4.23
米ドル/円 154.79 154.80
ユーロ/円 164.91 164.94
ユーロ/米ドル 1.0654 1.0655
英ポンド/円 191.18 191.22
豪ドル/円 99.84 99.86
スイスフラン/円 169.71 169.79
原油(WTIC原油先物) 81.90 -0.32 -0.39% ⇒◆nr.下落 ⇒△nr.よこばい ⇒◆nr.よこばい

◆ドルもみあい 円安一服続く.154円半ば 原油.弱い(◆nr.よこばい).81ドル台  
4.22
米ドル/円 154.54 154.55
ユーロ/円 164.68 164.78
ユーロ/米ドル 1.0659 1.0661
英ポンド/円 191.17 191.25
豪ドル/円 99.19 99.24
スイスフラン/円 169.70 169.81
原油(WTIC原油先物) 81.96 -0.11 -0.13% ⇒◆nr.下落 ⇒△nr.よこばい ⇒(◆nr.よこばい)

利下げ期待が再燃
1.
・4月PMI速報値が予想外に悪化したため利下げ期待が再燃し、長期金利低下に伴い買われ、寄り付き後、上昇。

・金利先安観や主要ハイテク企業の決算を期待した買いにナスダックも上昇し、相場は終日堅調に推移した。

・終盤にかけ上げ幅を拡大し終了。

・イスラエルとイランが双方の攻撃への抑制的な姿勢を見せている。先行きは依然として不透明なものの、前週まで投資家心理の重荷となっていた中東情勢に対する過度な不安感が後退している。ダウ平均は前日時点で3月末に比べ、1567ドルほど安い水準にあった。景気敏感株や消費関連の一角に値ごろ感を意識した買いが入った。

・S&Pグローバルが発表した4月の購買担当者景気指数(PMI)の速報値は、製造業とサービス業がどちらも市場予想に届かなかった。市場では米国のインフレ懸念を高めるほどの内容ではなかったとの受け止めが広がった。米債券市場では長期金利の上昇が一服し、株式の相対的な割高感が薄れたとみた買いが入った。

2.
・半導体・同製造装置、自動車・自動車部品が上昇。
・素材が下落。

・アメリカン・エキスプレスとウォルト・ディズニーが上昇。
・ゴールドマン・サックスとキャタピラーが買われた。
・マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムといったハイテク株が高かった。
・自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)は第1四半期決算で内容が予想を上回ったほか、好調なトラックの売り上げが中国での需要鈍化を相殺し業績見通しを引き上げ、買われた。

・ウォルマートとユナイテッドヘルス・グループ、ボーイングは下落。
・格安航空会社のジェットブルー・エアウェイズ(JBLU)は第1四半期決算で損失が予想ほど拡大しなかったが見通しが嫌気され、下落。


3.
・長期金利の上昇が一服し、株式の相対的な割高感が薄れたとみた買いが入った。
・エヌビディアやマイクロン・テクノロジーといった半導体関連株が上昇。
・メタプラットフォームズも買われた。
SOX指数 銘柄 ⇒
☆ TSM 133.43 +2.84%
☆ エヌビディア 824.23 +3.65%
☆ ASML 901.57 +3.39%
◆ インテル 34.28 -0.38%
◇ QCOM クアルコム 161.35 +0.73%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 193.24 +2.00%
◇ AMD 152.27 +1.73%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 112.46 +3.06%
◇ テラダイン 99.85 +2.14%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 129.75 +1.61%
☆ エヌビディア 795.18 +4.35%
◇ ASML 872.05 +1.46%
◇ インテル 34.41 +0.61%
◇ QCOM クアルコム 160.18 +1.62%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 189.46 -0.16%
◇ AMD 148.64 +1.61%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 109.12 +2.20%
◇ テラダイン 97.76 +1.87%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 127.7 -3.46%
★ エヌビディア 762 -10.00%
★ ASML 859.54 -3.32%
◆ インテル 34.2 -2.40%
◆ QCOM クアルコム 157.63 -2.36%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 189.77 -2.34%
◆ AMD 146.64 -1.62%
★ MU ミクロン・テクノロジー 106.77 -4.61%
★ テラダイン 95.97 -4.22%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◆ドルもみあい 円もみあい
//▽◇◆◇◇//◇◆ 
・ドル指数は低下。米総合PMIが予想を下回り、企業活動の拡大ペースが今年に入ってからの最低水準になり、ドル売りが優勢になった。
・円相場が一時1ドル=154円88銭に下落。34年ぶりの円安・ドル高を再び更新。

ドル円相場は
⇒¥154.83 -¥0.02 -0.01%
⇒¥154.84 ¥0.20 +0.13%
⇒¥154.64 ¥0.00 0.00%

>>4.22
BoFAセキュリティーズのアナリスト
「日銀は無担保コール翌日物金利を0-0.1%に据え置くと予想する」としている。ブルームバーグがエコノミスト54人を対象に行った調査でも、53人が今回の決定会合で現状維持を予測している。

>>4.22
TDセキュリティーズの外国為替・新興国市場戦略世界責任者、マーク・マコーミック氏
「今週の個人消費支出(PCE)コア価格指数は、今年最も重要な統計の1つになると思われる。穏やかな数字になれば、第3四半期にかけてドルが小幅に反転するとの当社の見通しを後押しする可能性がある」と記述。

【米国株】
▽続伸
//▲◆◆◆◆//◇▽ 
・23日の米株式相場は続伸。
・テクノロジー銘柄を中心に買いが膨らんだ。ウォール街では、ハイテク企業の決算が株高を試す重要な試金石とみられている。

・ハイテク大手7社で構成する「マグニフィセント・セブン」は全銘柄が上昇。大幅安となった前週からの反発局面が続いた。
・23日夕に決算発表を控えていたテスラは8営業日ぶりに上昇。--テスラが通常取引終了後に発表した1-3月(第1四半期)決算は、利益と売上高が3四半期連続で市場予想を下回ったが、購入しやすい価格のモデル導入を加速すると発表したことを受け、時間外で株価は上昇。

4.23
シティグループのミヒール・ティロドカル、ベアータ・マンシー両氏
「最近の下げは買いのチャンスだとみている。特に米国では、強気なポジションが解消され、より中立的なようだ。現在の決算シーズンは、基本的な業績の底堅さに関心を再び集める可能性がある」と指摘。

4.23
モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏
米国企業が予想通りの業績を実現するのはハードルが高く、特に巨大テクノロジー企業にとっては、昨年の成長との比較は厳しいと。

4.23
ジャニー・モンゴメリー・スコットのダン・ワントロブスキ氏
今週の決算に向けた市場で最も重要なのは「売られ過ぎ」の状態にあることだと指摘。
「そのため、今後数日間に好調な決算が発表されれば、事実上、これまでよりも大きな反トレンドの株式相場上昇に弾みがつくことになる」と。

4.23
トゥルーイスト・アドバイザリー・サービシズのキース・ラーナー氏
下げの中央値と平均値からすると、現在の水準からの下落率は2-5%程度に限られ、S&P500種の強い支持線とも一致すると指摘。
「最近の下落で市場のリスク・リワードが改善したことを多くの証拠が示している。従って、余剰資金を持っている投資家や、目標配分に対して株式をアンダーウエートにしている投資家にとって、最近の下げは好機だと考える」と。

【米国債】
◇上昇
//▲▲▽▲◇//◇◇
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・年限短めの国債が上昇。朝方は英国債の軟調につれて下げたものの、S&Pグローバルの購買担当者指数(PMI)速報値が製造業とサービス業でともに予想を下回ったため、上げに転じた。

・米10年債利回り
⇒4.60% -0.6 -0.13%
⇒4.61% -1.2 -0.26%
⇒4.62% -1.2 -0.26%
  
>>4.17
UBSの米州担当最高投資責任者(CIO)、ソリタ・マルチェリ氏
「当社では最近、利下げの時期と規模について予想を後退させたが、連邦公開市場委員会(FOMC)は依然として今年2回の利下げを9月から開始する可能性が非常に高いようだ」と指摘。
「つまり質の高い債券がもたらすリターンへの期待はなお高くて魅力があり、最近の債券安は一時的なものに終わる可能性が高い」と続けた。

>>4.17
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のウィン・シン氏とエリアス・ハダッド氏
前日のパウエル議長の発言を「タカ派そのもの」と表現。
「市場がおのずと金融を引き締めることをFRBは望んでいる。金融環境は緩み過ぎているため、利回り上昇とスプレッド拡大、強いドル、株価の下落の組み合わせが引き締めに必要とされている」と述べた。

【原油】
▽反発
//◆+▲◆+//◆▽ 
・地政学を巡るリスクプレミアムは縮小したが、米利下げ観測の高まりが相場を押し上げた。
・市場予想を下回る米PMI統計を受けて、米国株が上昇。データの弱含みは強気な材料と受け止められ、リスク選好が高まった。

・WTI先物6月限は前日比1.46ドル(1.8%)高の1バレル=83.36ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は1.6%高の88.42ドル。

【NY金】
◆小幅安
//◇◇◆◇◇//◆◆
・米PMIの下振れが年内の米利下げ観測を支え、当初の下げを縮めた。
・PMI発表後に米国債利回りとドルが下げると、金スポット価格はプラス圏に浮上する場面もあった。

・金先物6月限は4.30ドル(0.2%)安の2342.10ドル。

4.23
ITCマーケッツのシニア通貨アナリスト兼国際エコノミストのリチャード・グレース氏
「最近の金相場の急騰を踏まえると、一定の戦術的な空売りが出た可能性が高い」と指摘。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,044.81 +20.94 +0.26%
独DAX指数 18,137.65 +276.85 +1.55%
仏CAC指数 8,105.78 +65.42 +0.81%
⇒▽nr.買戻し3 ⇒▽wr.10MA突破.高値更新 ⇒△nr.高値更新  
⇒▼拍子木.50MAもみあい ⇒△反発.test10MA ⇒◇wr陽.10MA突破 
⇒-▽陽下げ.もみあい ⇒+▼上げ.10MA突破 ⇒◇クアトロ

▽大幅高
//◇▲◇◇◆//◇▽
・23日の欧州株式市場では、ストックス欧州600指数が1.1%高。
・スイスの医薬品会社ノバルティスやドイツのソフトウエア会社SAPなど好決算が相次ぎ、金利を巡る不安を打ち消した。

4.23
シティグループのストラテジスト
先週の下落が決算発表を前にした買いの好機だったと指摘。週内にはバークレイズやBNPパリバ、ドイツ銀行など銀行大手の決算が控えている。

【欧州債】
◆ドイツ債が下落 
//◆◆◇◆◇//◇◆ 
・4月のユーロ圏HCOB総合購買担当者指数(PMI)が予想を上回ったことを受けて、ドイツ債が下落。
・イングランド銀行(英中央銀行)チーフエコノミストのヒュー・ピル氏が根強いインフレに対する懸念を表明し、英国債も下落。

・独国債10年物
⇒2.50% +0.02
⇒2.48% -0.01
⇒2.50% +0.00
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.24% +0.04
⇒4.20% -0.02
⇒4.23% -0.04

2024年4月23日火曜日

◇ドル反発 円安進む.154円後半 原油.◆nr.よこばい.81ドル台 令和6.4.23.Tue

23日 【日本株】
日経平均 37,552.16 +113.55 +0.30%
TOPIX 2,666.23 +3.77 +0.14%
日経平均 ⇒◆wrクアトロ.Low ⇒▽nrはらみ ⇒+◆nr上げ.様子見
TOPIX  ⇒◆wrクアトロ.Low ⇒▽nr反発 ⇒+◆nr上げ.様子見
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 20.72 -0.96 -4.43% ⇒◆陰.下げ
日経平均VI 21.68 -2.75 -11.26% ⇒▲wr切下げ
日経平均VI 24.43 +2.94 +13.68% ⇒△wr大幅上げ
--------------------------------------------------------------
・米企業の業績見通し、ストラテジストの意見分かれる-株価伸び悩む中。
・アルファベット、高まる配当開始への期待-手元資金は過去最高へ。
・日銀は金融政策維持との見方、タカ派的発信あるか注視-根強い円安で。
・ドル・円相場は1ドル=154円台後半で推移、前日の日本株終値時点は154円72銭。
--------------------------------------------------------------
23日、日本株は小幅続伸、米ハイテク株高でリスク選好-内需高く輸出安い

・23日の東京株式相場は小幅に続伸。
・米国市場で今週発表される決算への期待からハイテク株が上昇し、投資家のリスク選好姿勢が回復した。
・食料品やサービス、小売り、建設といった内需関連のほか、銀行や保険などの金融株が買われた。
・円は対ドルで154円66銭まで小幅に上昇。為替感応度の高い自動車や電機など輸出関連株は下落。
--------------------------------------------------------------
T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト
・ニデックの決算が取引終了後に予定されていたことで、投資家は様子見姿勢を強めやすいと話していた。
・同社が1月に発表した前回決算では電気自動車(EV)関連事業の不振で通期業績予想を引き下げ、投資家から失望売りを浴びていた。

--------------------------------------------------------------
日経平均は大幅反発、半導体株安が重しとなるも全面高の展開に

・米国株高を受けて、東京株式市場は買い優勢で取引を開始。

・寄り付き後の日経平均は37800円台まで上昇する場面があったものの、引き続き半導体株関連が弱かったことで、前日比マイナス圏に突入する場面も見られた。
・売り一巡後は切り返したが、後場は37500円水準での小動きに。プライム市場の売買代金は4兆円を下回り、今年最も少ない売買代金となった。

・大引けの日経平均は前日比113.55円高(+0.30%)の37552.16円。

・保険業、証券・商品先物取引業、建設業、その他金融業、食料品などが上昇。
・海運業、ゴム製品、金属製品、ガラス・土石製品、繊維製品などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】 ローム、大瓦斯、JVCケンウッド など 


▽ローム 2149.5 +7続伸。
STマイクロとのSiC製ウエハー供給契約を延長すると発表。契約を複数年延ばして、2.3億ドル以上の取引額を見込む。STマイクロに対しては2020年からSiCウエハーを供給し、これまで4年間で1.8億ドルの取引があるもよう。
当初は複数年で1.2億ドル以上の契約とされていた。同社はSiCウエハーの生産からパワー半導体の製造まで手掛けているが、今回の契約延長により一段の事業安定化が期待された。

▽大瓦斯 3510 +162大幅続伸。
前日に24年3月期業績予想の修正を発表、経常利益は従来予想の1700億円から2265億円、前期比3.0倍にまで上方修正している。市場予想は1750億円程度であったため、想定以上の上振れとポジティブ視される形に。
国内エネルギー事業におけるガス事業、LNG販売事業及び電気事業や、海外エネルギー事業での増益などが上振れ要因になったとされている。

▽JVCケンウッド 844 +5反発。
前日に業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の165億円から181億円、前期比16.3%減に引き上げ。セーフティ&セキュリテイ分野の無線システム事業とモビリティ&テレマティクスサービス分野の海外OEM事業が引き続き好調に推移しているもよう。
業績上振れに伴い、年間配当金も従来計画の8円から12円に引き上げ、特別配当5円があった前期配当並みの水準としている。

--------------------------------------------------------------
4.23動いた株・出来た株
◇レノバ<9519> 1484 +104 特に材料ないが前日のイーレックス上昇なども刺激。
◇古野電気<6814> 1934 +108 決算嫌気の動きも一巡感で買い戻し優勢か。
◇大阪瓦斯<9532> 3501 +153 想定以上の収益予想上方修正を発表。
◇タマホーム<1419> 4375 +160 買い戻し主導か、ボラの高い展開が続く。
◇円谷フィHD<2767> 1738 +63 特に材料ないが業績期待など優勢か。
◆さくらインターネット<3778> 5410 -360 半導体関連株の伸び悩みなども影響か。
◆LIXIL<5938> 1705.5 -80.5 想定以上の業績下方修正を発表で。
◆北海道電力<9509> 1224 -46 前日大幅高の反動もあって利食い優勢。
◆ソシオネクスト<6526> 3965 -143 半導体関連株の一角は戻りの鈍さ目立つ。
◆レーザーテック<6920> 33550 -970 決算発表接近で買い手控えムードも残り。
◆TOWA<6315> 9000 -250 大幅に上昇した半導体関連銘柄として利食い売り継続。
StockCharts ⇒  
4.22
NYダウ   38,239.98 +253.58 +0.67%
NASDAQ 15,451.30 +169.29 +1.11%
S&P500   5,010.60 +43.37 +0.87%

NYダウ(INDU) ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒△反発.test10MA ⇒◇nr.10MA突破
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆nr切下げ ⇒▼wr.Low ⇒◇nrはらみ反発
S&P500(SPX) ⇒◆nr切下げ ⇒◆陰6.Low ⇒◇反発.+Cog
【 SOX指数 】
4,381.92 +75.05(+1.74%) ⇒◆nr.Low ⇒◆wr.Low2 ⇒◇nrはらみ反発

【 VIX恐怖指数 】
16.94 -1.77 (-9.46%) ⇒-◇nr.下げ ⇒+◆上げ ⇒◆wr.大幅下げ
-9.46P 大幅に下がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
◇nr.10MA突破 ⇒ ダウ工業株30種平均は3日続伸。
・中東情勢悪化への過度の懸念が和らいだことが投資家心理を上向けた。前週末にかけてハイテク株などの下げが加速したあとで、目先の自律反発を期待した買いが入った。

◇nrはらみ反発 ⇒ ナスダック指数は7営業日ぶりに反発。
・前週下げが大きかった半導体関連が全般に買われた。
・電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)は自動車と自動運転支援ソフトウエアの値下げ発表で収益減が懸念され、下落。
//◆▽◇◆◇◇//◆◇ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◆▽◇◇◆◇//◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//+◇+▲◆+//-◆ 原油 81ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル反発 円安進む.154円後半 原油.◆nr.よこばい.81ドル台  
4.23
米ドル/円 154.79 154.80
ユーロ/円 164.91 164.94
ユーロ/米ドル 1.0654 1.0655
英ポンド/円 191.18 191.22
豪ドル/円 99.84 99.86
スイスフラン/円 169.71 169.79
原油(WTIC原油先物) 81.90 -0.32 -0.39% ⇒◆nr.下落 ⇒△nr.よこばい ⇒◆nr.よこばい

◆ドルもみあい 円安一服続く.154円半ば 原油.弱い(◆nr.よこばい).81ドル台  
4.22
米ドル/円 154.54 154.55
ユーロ/円 164.68 164.78
ユーロ/米ドル 1.0659 1.0661
英ポンド/円 191.17 191.25
豪ドル/円 99.19 99.24
スイスフラン/円 169.70 169.81
原油(WTIC原油先物) 81.96 -0.11 -0.13% ⇒◆nr.下落 ⇒△nr.よこばい ⇒(◆nr.よこばい)

◇ドルもみあい 円もみあい.154円半ば 原油.△nr.よこばい.82ドル台 
4.20
米ドル/円 154.57 154.60
ユーロ/円 164.74 164.81
ユーロ/米ドル 1.0654 1.0657
英ポンド/円 191.29 191.38
豪ドル/円 99.23 99.27
スイスフラン/円 169.85 169.95 
原油(WTIC原油先物) 82.22 +0.12 +0.15%⇒◆wr逆立.大幅下落 ⇒◆nr.下落 ⇒△nr.よこばい

主要企業決算への期待やハイテク反発を好感
1.
・中東情勢の悪化への警戒感が後退したため寄り付き後、上昇。

・半導体のエヌビディア(NVDA)の反発がけん引したほか、ハイテクで売られ過ぎ感から買戻しが優勢となり、相場全体を支援し、終日堅調に推移。

・主要企業決算への期待もさらなる買い材料となり、終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了。

・イスラエルとイランの両政府が攻撃の応酬に消極的との見方が浮上し、中東問題への警戒感が和らいだ。投資家のリスク回避姿勢が強まった際に資金の逃避先となりやすい金先物が下落し、米原油先物も下げる場面が目立った。

・地政学リスクの高まりや米利下げ観測後退を受けてハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は19日までに6日続落し、1月下旬以来の安値を付けていた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は約2カ月ぶりに節目の5000を割り込んだ。ダウ平均の構成銘柄ではないが19日に10%下げたエヌビディアを中心に幅広い銘柄に見直し買いが入った。

・人工知能(AI)関連の投資拡大が業績の追い風になると期待される半面、市場予想が切り上がっているとの見方もある。内容を見極めたい市場参加者が多いなか、午前には小幅安に転じる場面があった。次第に持ち高を中立に戻す目的の買い戻しが優勢になり、ダウ平均は午後に一時460ドル上げた。

2.
・半導体・同製造装置、銀行が上昇。
・電気通信サービスが下落。

・ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融の上げが目立った。
・企業の買収を断念したと伝わったセールスフォースも高い。
・携帯端末のアップル(AAPL)は6月の新作発表会のイベントがカタリストとなると、アナリストが依然強気判断を示したため上昇。
・地銀のザイオンズ・バンコーポレーション(ZION)は第1四半期の調整後の1株利益が予想を上回り、買われた。

・通信のベライゾン・コミユニケーションズ(VZ)は1-3月期決算で一部項目を除いた1株利益が予想を上回ったが、ワイヤレス加入者の流出継続が示されたほか、収入が予想を下回り下落。
・鉄鋼メーカーのクリーブランド・クリフス(CLF)は取引終了後に決算を発表。内容が予想を下回り、時間外取引で売られている。


3.
・前週下げが大きかった半導体関連が全般に買われた。
・電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)は自動車と自動運転支援ソフトウエアの値下げ発表で収益減が懸念され、下落。
SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 129.75 +1.61%
☆ エヌビディア 795.18 +4.35%
◇ ASML 872.05 +1.46%
◇ インテル 34.41 +0.61%
◇ QCOM クアルコム 160.18 +1.62%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 189.46 -0.16%
◇ AMD 148.64 +1.61%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 109.12 +2.20%
◇ テラダイン 97.76 +1.87%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 127.7 -3.46%
★ エヌビディア 762 -10.00%
★ ASML 859.54 -3.32%
◆ インテル 34.2 -2.40%
◆ QCOM クアルコム 157.63 -2.36%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 189.77 -2.34%
◆ AMD 146.64 -1.62%
★ MU ミクロン・テクノロジー 106.77 -4.61%
★ テラダイン 95.97 -4.22%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 132.27 -4.86%
◇ エヌビディア 846.71 +0.76%
◆ ASML 889.03 -2.05%
◆ インテル 35.04 -1.79%
◆ QCOM クアルコム 161.44 -1.75%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 194.32 -2.79%
★ AMD 155.08 -3.75%
★ MU ミクロン・テクノロジー 111.93 -3.78%
◆ テラダイン 100.2 -1.83%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドル強い 円安進む
//▽◇◆◇◇//◇ 

・円相場は一時1ドル=154円85銭に下落。34年ぶりの円安・ドル高を再び更新。

ドル円相場は
⇒¥154.84 ¥0.20 +0.13%
⇒¥154.64 ¥0.00 0.00%
⇒¥154.67 ¥0.28 +0.18%

4.22
BoFAセキュリティーズのアナリスト
「日銀は無担保コール翌日物金利を0-0.1%に据え置くと予想する」としている。ブルームバーグがエコノミスト54人を対象に行った調査でも、53人が今回の決定会合で現状維持を予測している。

4.22
TDセキュリティーズの外国為替・新興国市場戦略世界責任者、マーク・マコーミック氏
「今週の個人消費支出(PCE)コア価格指数は、今年最も重要な統計の1つになると思われる。穏やかな数字になれば、第3四半期にかけてドルが小幅に反転するとの当社の見通しを後押しする可能性がある」と記述。

【米国株】
◇反発
//▲◆◆◆◆//◇ 
・22日の米株式市場では、S&P500種株価指数が反発。
・前週末までの下げで2兆ドルの時価総額が消失していたが、大手ハイテク株の決算が高い見通しに達するとの期待から買いが入った。

・S&P500種構成企業のうち、約180社が今週、決算を発表する。その時価総額は指数全体の40%余り。ブルームバーグ・インテリジェンスによると、いわゆる「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる大手テクノロジー企業の一角は、利益が前年同期比40%近く増加すると予想されている。

4.22
ミラー・タバクのマット・メイリー氏
「コンセンサス予想を上回る業績だけでは、今回は十分ではない。株式相場が再び上昇するためには、米企業のガイダンスがもっと良くなる必要がある」と述べた。

4.22
モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏
景気が力強さを増し、利益の伸びが改善するとの見通しを示した。

4.22
JPモルガン・チェースのストラテジスト、ミスラフ・マテイカ氏
インフレやドル高、最近の地政学的緊張の高まりが見通しを曇らせていると主張。

4.22
モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏
「金利上昇や根強いインフレ、地政学的リスクに対する懸念は全くなくなっていない。しかし、今週はテクノロジーセクターが主役になるだろう」と。

4.22
UBSグループの米国株式チーフストラテジスト、ジョナサン・ゴラブ氏
「利益の伸びが急上昇した後、業績の勢いは明らかに失速している」と述べた。
今週の決算発表を前に、UBSはアップル、アマゾン、アルファベット、メタ、マイクロソフト、エヌビディアの「ビッグ6」の投資判断を「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げた。

【米国債】
◇もみ合い
//▲▲▽▲◇//◇
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・投資家の意欲を試すことになる国債入札を控えている。利回りは先週、2024年の最高水準に達した。

・米10年債利回り
⇒4.61% -1.2 -0.26%
⇒4.62% -1.2 -0.26%
⇒4.63% 4.7 +1.03%
  
>>4.17
UBSの米州担当最高投資責任者(CIO)、ソリタ・マルチェリ氏
「当社では最近、利下げの時期と規模について予想を後退させたが、連邦公開市場委員会(FOMC)は依然として今年2回の利下げを9月から開始する可能性が非常に高いようだ」と指摘。
「つまり質の高い債券がもたらすリターンへの期待はなお高くて魅力があり、最近の債券安は一時的なものに終わる可能性が高い」と続けた。

>>4.17
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のウィン・シン氏とエリアス・ハダッド氏
前日のパウエル議長の発言を「タカ派そのもの」と表現。
「市場がおのずと金融を引き締めることをFRBは望んでいる。金融環境は緩み過ぎているため、利回り上昇とスプレッド拡大、強いドル、株価の下落の組み合わせが引き締めに必要とされている」と述べた。

【原油】
◆小幅安
//◆+▲◆+//◆ 
・中東情勢を巡る不安が和らいだことで売りが優勢となったが、テクニカルな要因が下値を支えた。
・もっとも、米下院がイランの石油部門への制裁措置拡大案を可決し、イスラエルとイランの対立による緊張が続いていることから、今後も振れの大きい展開となる可能性がある。先週は、週間ベースで2月以来の大幅な下げを記録した。

・WTI先物5月限は前営業日比29セント(約0.4%)安の1バレル=82.85ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は29セント(0.3%)下落の87ドル。

4.22
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダーのレベッカ・バビン氏
「原油価格が50日移動平均線を維持するか見極めてから、持ち高を増やしたいと買い手は考えている」と指摘。
「夏に向けて強気なムードが高まっており、投資家の多くは夏季のドライブシーズンに向けてすでにロングポジションだ。下落局面で押し目買いを入れる原資が乏しくなっている」と続けた。

【NY金】
◆大幅反落
//◇◇◆◇◇//◆
・中東情勢を巡る懸念が後退し、逃避先としての需要が低下した。
・イランとイスラエルが互いに相手の領土を直接攻撃したことで、中東で全面戦争が勃発しかねないとの警戒が強まり、金は足元で大きく買われていた。だが、イランは22日、イスラエルは「現段階で必要な対応」を受けたとの見解を示し、事態がエスカレートするとの危機感が和らいだ。

・金先物6月限は67.40ドル(2.8%)安の2346.40ドル。

4.22
ABCリファイナリーのインスティチューショナルマーケッツ担当グローバル責任者、ニコラス・フラッペル氏
イラン政権がイスラエルの攻撃をそれほど重大視せず、報復しない意向を示唆したことで、金相場からリスクプレミアムが幾分取り除かれたと指摘。原油相場の弱気なムードも、中東の緊張緩和との見方を後押ししたと述べた。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,023.87 +128.02 +1.62%
独DAX指数 17,860.80 +123.44 +0.70%
仏CAC指数 8,040.36 +17.95 +0.22%
⇒△nr.買戻し ⇒▽nr.買戻し3 ⇒▽wr.10MA突破.高値更新  
⇒▽nr反発 ⇒▼拍子木.50MAもみあい ⇒△反発.test10MA 
⇒▽nr.買戻し.test10MA ⇒-▽陽下げ.もみあい ⇒+▼上げ.10MA突破

◇上げる
//◇▲◇◇◆//◇
・22日の欧州株式市場では、英FTSE100指数が1年2カ月ぶりに終値で過去最高値を更新。
・株式市場の最近のボラティリティーと地政学的リスクで、同指数に多いディフェンシブ銘柄に投資家の買いが流れている。

4.22
スコープ・マーケッツのチーフ市場アナリスト、ジョシュア・マホニー氏
「人工知能(AI)への期待で買われ過ぎたテクノロジー銘柄が重しとなり、米国市場には現在売り圧力がかかっている。
一方でFTSE100は鉱業やエネルギーの比重が大きいおかげで、目立たないながら勢いをつけてきた。最近の原油や銅、貴金属の相場の堅調が追い風になっている」と指摘。

【欧州債】
◇イタリア債が堅調 
//◆◆◇◆◇//◇ 
・イタリア債が全年限でアウトパフォーム。--S&Pグローバル・レーティングによる格付け見直しを先週末に無事乗り切ったことが好感されたほか、欧州中央銀行(ECB)の利下げ見通しの強まりやボラティリティー低下に後押しされた。
・ドイツ債は2年債利回りが2.5%を、10年債利回りが3%をそれぞれ一時上回ったが、債券発行の発表が消化されると利回りは低下に転じた。

・独国債10年物
⇒2.48% -0.01
⇒2.50% +0.00
⇒2.49% +0.03
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.20% -0.02
⇒4.23% -0.04
⇒4.27% +0.01

2024年4月22日月曜日

週明け ◆ドルもみあい 円安一服続く.154円半ば 原油.弱い(◆nr.よこばい).81ドル台 令和6.4.22.Mon

22日 【日本株】
日経平均 37,438.61 +370.26 +1.00%
TOPIX 2,662.46 +36.14 +1.38%
日経平均 ⇒◇nr入首 ⇒◆wrクアトロ.Low ⇒▽nrはらみ
TOPIX  ⇒△入首 ⇒◆wrクアトロ.Low ⇒▽nr反発
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 21.68 -2.75 -11.26% ⇒▲wr切下げ
日経平均VI 24.43 +2.94 +13.68% ⇒△wr大幅上げ
日経平均VI 21.49 -1.28 -5.62% ⇒◆はらみ.大幅下げ
--------------------------------------------------------------
・緩和的な金融環境は当面継続、国債買い入れはいずれ減額へ-日銀総裁。
・イラン最高指導者、対イスラエル攻撃を称賛-低い命中率は重要でない。
・マグニフィセント・セブン、株下落の流れ変えられるか-今週から決算。
・ドル・円相場は1ドル=154円台後半、前営業日の日本株終値時点は154円34銭。
--------------------------------------------------------------
22日、日本株は反発、前週急落の反動で割安株中心に買い-半導体株は下落

・22日の東京株式相場は反発。
・イランとイスラエル間の軍事攻撃が週末にエスカレートせず、地政学的緊張がやや和らいだとの見方から、先週大きく下げた反動の買いが優勢だった。
・電力や金融、鉄鋼などバリュー(割安)株中心に買い戻された。
・ディフェンシブ銘柄への資金シフトで公益株の上昇が目立った。
・19日の米国市場でエヌビディア株が過去4年で最大の下げとなった流れを受け、日本でも半導体などのハイテク株が売られて相場の重しになった。--業界最大手のASMLホールディングと台湾積体電路製造(TSMC)の決算で、半導体セクターの先行きにはやや慎重な見方が強まっている。
--------------------------------------------------------------
大和証券の坪井裕豪チーフストラテジスト
・金利上昇への備えでバリュー色の強い銘柄が買われやすい。
・今週の日銀金融政策決定会合で国債買い入れについて微修正が加えられる場合には、日本の金利が上昇することも考えられる。
・公益株は、原子力発電所の再稼働や大阪ガスの中期経営計画が材料視されて業界全体に見直し買いのムードがある。
・世界的な地政学リスクの高まりなどもあり、ディフェンシブ性の高い銘柄には逃避先として資金が流れやすくなっている。

リブラ・インベストメンツの佐久間康郎代表取締役
・3月22日に付けた高値から10%程度の調整はあり得ると見ていたので、前週の下げにサプライズはなく、健全な調整とみている。
・中東情勢は後付けで、結局は米国金利の動向が鍵を握る。今年の利下げの織り込みが1回まで減ったが、おそらくゼロになる。コンセンサスが固まるまで日本株は不安定だろう。
--------------------------------------------------------------
日経平均は大幅反発、半導体株安が重しとなるも全面高の展開に

・週末の中東情勢は小康状態となったことなどから、過度な警戒感が後退し、東京市場は反発で取引を開始。

・プライム市場の多くの銘柄が上昇する全面高のなか、日経平均は反発でスタートし37500円台まで上昇したが、投資判断引き下げ観測などを背景に東京エレクトロン<8035>が大幅続落となったことで、一時前営業日比マイナス圏に入る場面も見られた。
・日経平均はその後切り返したが、半導体株が重しとなりTOPIX優位の地合いとなった。

・大引けの日経平均は前営業日比370.26円高(+1.00%)の37438.61円。

・電気・ガス業、空運業、陸運業、証券・商品先物取引業、食料品などが上昇。
・鉱業、石油・石炭製品の2セクターのみ下落。

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【個別銘柄】日産自、東エレク など 


▲日産自 550.4 -11大幅続落。
先週末に24年3月期の業績下方修正を発表している。営業利益は従来予想の6200億円から5300億円に引き下げ、市場コンセンサスも従来会社予想水準であったとみられる。
下方修正の要因は、販売台数の減少、並びに、インフレの影響などによるサプライヤーのコスト負担を軽減する取り組みなどによるものとしている。足元で為替相場が円安水準となっていたため、下振れには意外感も強いようだ。

▲東エレク 32450 -1080続落。
先週末の米国市場では、エヌビディアが10%安となるなど、SOX指数が4%超の下落となった。TSMCの業界見通し下方修正などが響く形に。
本日の日経平均は地政学リスクの緩和では反発に転じているものの、同社など半導体関連には引き続き売りが優勢となった。なお、同社に関しては、UBS証券が現在想定できるプラス要因の殆どを株価は織り込んだとして、投資判断を「ニュートラル」に格下げしている。

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4.22動いた株・出来た株
◇関西電力<9503> 2437.5 +129.5 電力株は業種別上昇率のトップに。
◇テラスカイ<3915> 2131 +110 先週末の大幅反落で押し目買い向かう。
◇NTTデータグループ<9613> 2362 +115 筑波大などとAI分野で連携が伝わる。
◇北海道電力<9509> 1247 +59.5 泊原発の再稼働期待など根強いもよう。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 3795 -290 米SOX指数の急落で半導体関連には売り。
◆タツモ<6266> 3750 -240 半導体関連株安で連れ安へ。
◆東京精密<7729> 10135 -635 TSMC業界見通し引き下げで米SOX指数が大幅安。
◆ソシオネクスト<6526> 3978 -236 半導体株安の流れが波及へ。
◆野村マイクロ・サイエンス<6254> 4680 -260 中小型半導体関連の一角もきつい下げ。
◆日本マイクロニクス<6871> 6390 -370 半導体関連全面安の流れに押される。
◆TOWA<6315> 9150 -500 生成AI関連含めて半導体関連は軒並み安。
◆スクリーンHD<7735> 15970 -840 大手半導体関連は一斉安の展開に。
◆ディスコ<6146> 47510 -2290 UBS証券では東京エレクとともに投資判断を格下げ。
◆芝浦メカトロニクス<6590> 5780 -260 半導体製造装置の一角として売りが波及。
◆東京エレクトロン<8035> 32170 -1360 UBS証券では投資判断を格下げ。
◆アドバンテスト<6857> 5273 -211 大手半導体製造装置は軒並み安。
◆ローツェ<6323> 24980 -830 半導体株安の中でマド埋めに向かう。
◆SUMCO<3436> 2294.5 -67 半導体株安の流れに押される。
◆日産自動車<7201> 546.7 -14.7 業績下方修正がネガティブインパクトに。
StockCharts ⇒  
4.19
NYダウ   37,986.40 +211.02 +0.56%
NASDAQ 15,282.01 -319.48 -2.05%
S&P500   4,967.23 -43.89 -0.87%

NYダウ(INDU) ⇒◆切下げ ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒△反発.test10MA
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆wr吞込み ⇒◆nr切下げ ⇒▼wr.Low
S&P500(SPX) ⇒◆吞込み ⇒◆nr切下げ ⇒◆陰6.Low
【 SOX指数 】
4,306.87 -184.84(-4.12%) ⇒◆wr逆立 ⇒◆nr.Low ⇒◆wr.Low2

【 VIX恐怖指数 】
18.71 +0.71 (+3.94%) ⇒◆nr.下げ ⇒-◇nr.下げ ⇒+◆上げ
-1.15P 下がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
△反発.test10MA ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
・決算の内容が評価された銘柄やディフェンシブ株の一角に買いが入った。一方、インフレの高止まりへの懸念が根強いなか、ハイテク関連株に売りが出て相場の重荷となった。

▼wr.Low ⇒ ナスダック総合株価指数は6日続落。
・FRBによる利下げ開始の時期が不透明になるなかで、金利の上昇局面で売られやすいハイテク株を中心に下落。
・ネットフリックスが9%安。--通期の売上高見通しが慎重との受け止めから、売りが膨らんだ。
・エヌビディアは10%安、メタプラットフォームズは4%と下げが目立った。
//◆▽◇◆◇◇//◆ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◆▽◇◇◆◇//◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//+◇+▲◆+//- 原油 81ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円安一服続く.154円半ば 原油.弱い(◆nr.よこばい).81ドル台  
4.22
米ドル/円 154.54 154.55
ユーロ/円 164.68 164.78
ユーロ/米ドル 1.0659 1.0661
英ポンド/円 191.17 191.25
豪ドル/円 99.19 99.24
スイスフラン/円 169.70 169.81
原油(WTIC原油先物) 81.96 -0.11 -0.13% ⇒◆nr.下落 ⇒△nr.よこばい ⇒(◆nr.よこばい)

◇ドルもみあい 円もみあい.154円半ば 原油.△nr.よこばい.82ドル台 
4.20
米ドル/円 154.57 154.60
ユーロ/円 164.74 164.81
ユーロ/米ドル 1.0654 1.0657
英ポンド/円 191.29 191.38
豪ドル/円 99.23 99.27
スイスフラン/円 169.85 169.95 
原油(WTIC原油先物) 82.22 +0.12 +0.15%⇒◆wr逆立.大幅下落 ⇒◆nr.下落 ⇒△nr.よこばい

◇ドル強い 円安維持.154円台 原油.◆nr.下落.82ドル台  
4.19
米ドル/円 154.56 154.58
ユーロ/円 164.50 164.53
ユーロ/米ドル 1.0641 1.0646
英ポンド/円 192.18 192.31
豪ドル/円 99.24 99.32
スイスフラン/円 169.34 169.46
原油(WTIC原油先物) 82.10 -0.59 -0.71%⇒+◆陰上げ.もみあい ⇒◆wr逆立.大幅下落 ⇒◆nr.下落

ハイテクが重し、企業決算への期待が下支え
1.
・イスラエルの対イラン報復攻撃が限定された規模でイランも損害はないと主張するなど中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りが後退し、寄り付き後、上昇。

・ダウは安心感から買戻しが継続したほか主要企業決算への期待を受けた買いに、終日堅調に推移した。

・一方、ハイテクで利下げ期待を受けた買いが後退したほか、動画配信のネットフリックス(NFLX)株の下落に押され、ナスダックは大幅下落。

・米東部時間18日夜にはイスラエルがイランを空爆したと伝わった。その後イスラエルによる報復攻撃は限定的にとどまりそうだとの見方が広がり、投資家の過度なリスク回避の動きはいったん落ち着いた。ただ、中東情勢が一段と悪化することへの懸念は根強い。ダウ平均の構成銘柄ではユナイテッドヘルス・グループやメルク、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)といったディフェンシブ株の一角に買いが入った。

・FRBによる利下げ開始の時期が不透明になるなかで、金利の上昇局面で売られやすいハイテク株を中心に下げが目立った。市場では「(今後発表される)決算で業績が市場予想を上回っても、マクロ環境の不確実性が上値を抑えやすい」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声が聞かれた。ダウ平均の構成銘柄では、マイクロソフトやアップルが売られた。

・米景気の強さを背景に、このところ米連邦準備理事会(FRB)高官からは利下げ転換に慎重な発言が相次いでいる。シカゴ連銀のグールズビー総裁は19日、直近3カ月の米経済指標が底堅さを示したことを受け、「(利下げに)動く前に、(インフレの沈静化が)はっきりするのを待つのが理にかなっている」と語った。

2.
・保険・銀行が上昇。
・半導体・同製造装置が下落。

・アメリカン・エキスプレスが6%高。--売上高と1株利益が市場予想を上回り、好感した買いが集まった。
・プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も上昇。--24年6月期通期の見通しを上方修正し、買い材料となった。
・ユナイテッドヘルス・グループやメルク、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)といったディフェンシブ株の一角に買いが入った。
・JPモルガン・チェースやコカ・コーラが上昇。

・マイクロソフトやアップルが売られた。
・ナイキやビザは下げた。


3.
・FRBによる利下げ開始の時期が不透明になるなかで、金利の上昇局面で売られやすいハイテク株を中心に下落。
・ネットフリックスが9%安。--通期の売上高見通しが慎重との受け止めから、売りが膨らんだ。
・エヌビディアは10%安、メタプラットフォームズは4%と下げが目立った。
・サーバーソリューション会社のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)は第3四半期の暫定決算発表をしなかったため、結果を警戒し、下落。
SOX指数 銘柄 ⇒
★ TSM 127.7 -3.46%
★ エヌビディア 762 -10.00%
★ ASML 859.54 -3.32%
◆ インテル 34.2 -2.40%
◆ QCOM クアルコム 157.63 -2.36%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 189.77 -2.34%
◆ AMD 146.64 -1.62%
★ MU ミクロン・テクノロジー 106.77 -4.61%
★ テラダイン 95.97 -4.22%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 132.27 -4.86%
◇ エヌビディア 846.71 +0.76%
◆ ASML 889.03 -2.05%
◆ インテル 35.04 -1.79%
◆ QCOM クアルコム 161.44 -1.75%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 194.32 -2.79%
★ AMD 155.08 -3.75%
★ MU ミクロン・テクノロジー 111.93 -3.78%
◆ テラダイン 100.2 -1.83%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 139.03 -0.55%
★ エヌビディア 840.35 -3.87%
★ ASML 907.61 -7.09%
◆ インテル 35.68 -1.60%
★ QCOM クアルコム 164.32 -2.53%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 199.89 -4.58%
★ AMD 154.02 -3.56%
★ MU ミクロン・テクノロジー 116.33 -4.47%
★ テラダイン 102.07 -2.73%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドルもみあい 円もみあい
//▽◇◆◇◇// 
・ドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、イスラエルがイランへの報復に踏み切ったとの報道でアジア時間に0.6%上昇した後、それをほぼ消す展開。
・円はほぼ変わらず。 鈴木俊一財務相はワシントンで、為替市場の「行き過ぎた動きには適切に対応する」との見解をあらためて示した。

ドル円相場は
⇒¥154.64 ¥0.00 0.00%
⇒¥154.67 ¥0.28 +0.18%
⇒¥154.40 -¥0.32 -0.21%

>>4.16
野村の為替ストラテジスト、後藤祐二朗、宮入祐輔、 茂木仁の3氏
「節目の155円の水準に近づく中で、市場はドル・円相場の突然の下落に敏感になっている」と述べた。
リポートではドル・円相場が一瞬急落した後に、下落が続かなかった点をより重視していると指摘。今回の急激な動きは市場に介入の可能性を一段と意識させ、継続している円安のペースを制限するかもしれないとの考えを示した。

【米国株】
◆S&P500種株価指数は下落
//▲◆◆◆◆// 
・S&P500種は5000を割り込み、過去最高値からの下げを拡大。
・ハイテク比重が大きいナスダック100指数は2%余り下げた。

・大型ハイテク株7強「マグニフィセント・セブン」の半数余りが、近日中に四半期決算を発表する。人工知能(AI)の熱狂に支えられた高い期待に応えられるかどうかが焦点。
・この日はAI銘柄として人気の高いエヌビディアが10%安、スーパー・マイクロ・コンピューターが23%安と急落とした。

4.19
LPLファイナンシャルのチーフ・グローバル・ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏
「投資家が期待しているのは単なる強い決算ではなく、強いガイダンスだ」と指摘。
「大型ハイテク企業が何らかの失望をもたらせば、今週売られ過ぎた相場は来週、さらに売られ過ぎの領域に深く突き落とされるだろう」と述べた。

4.19
シティー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
何事も確実ではないとして、特に週末を控えたリスクを考えると市場は神経質な展開が続くだろうと述べた。金融政策に影響を及ぼす可能性があるインフレ率が、引き続き焦点になると。

4.19
ランズバーグ・ベネット・プライベート・ウェルス・マネジメントのマイケル・ランズバーグ最高投資責任者(CIO)
「株式相場がここ数週間に下げているのは、利下げ期待が著しくしぼんでいるからだ。1-3月の強い相場を受けて利益確定の動きがあるのは意外ではない」と述べた。

4.19
ネーションワイドのマーク・ハケット氏
「地政学的および政治的な不透明感にインフレと金利、FRB高官による市場への圧力が加わり、マーケットの顔色と投資家マインドは急速かつ劇的に変化している」と述べた。

【米国債】
◇上昇
//▲▲▽▲◇//
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・米国債市場では10年債利回りがアジア時間に一時14ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げたが、米国時間では1bpまで下げ幅を縮小した。

・米10年債利回り
⇒4.62% -1.2 -0.26%
⇒4.63% 4.7 +1.03%
⇒4.59% -8.0 -1.72%
  
>>4.17
UBSの米州担当最高投資責任者(CIO)、ソリタ・マルチェリ氏
「当社では最近、利下げの時期と規模について予想を後退させたが、連邦公開市場委員会(FOMC)は依然として今年2回の利下げを9月から開始する可能性が非常に高いようだ」と指摘。
「つまり質の高い債券がもたらすリターンへの期待はなお高くて魅力があり、最近の債券安は一時的なものに終わる可能性が高い」と続けた。

>>4.17
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のウィン・シン氏とエリアス・ハダッド氏
前日のパウエル議長の発言を「タカ派そのもの」と表現。
「市場がおのずと金融を引き締めることをFRBは望んでいる。金融環境は緩み過ぎているため、利回り上昇とスプレッド拡大、強いドル、株価の下落の組み合わせが引き締めに必要とされている」と述べた。

【原油】
+上昇
//◆+▲◆+// 
・イスラエルがイランを攻撃したとの報道直後には急騰したが、その後は押し戻され、地政学を巡るリスクプレミアムがやや低下した。
・この日の相場の反応を見ると、戦闘エスカレートは回避できるとの見方を市場参加者が強めていることが示唆される。一方で、今月に入って価格高騰をヘッジするオプション買いも膨らんでいる。

・WTI先物5月限は前日比41セント(0.5%)高の1バレル=83.14ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は18セント(0.2%)上昇の87.29ドル。

4.19
ライスタッド・エナジーの石油市場調査担当シニアバイスプレジデント、ホルヘ・レオン氏
「当社の分析では、ファンダメンタルズに基づく公正な市場価格は1バレル=83ドルであり、地政学的な懸念に起因する現在のプレミアムを示唆している」と指摘。
「こうした地政学的要因によって、当面は原油相場のボラティリティーが続く可能性が高い」と述べた。

【NY金】
◇上昇
//◇◇◆◇◇//
・金相場も高い。だがイスラエルによるイラン攻撃が報じられた当初の上げ幅を削る展開となった。
・スラエルがイラン軍事基地をドローンで攻撃したと伝わると、スポット金価格は紛争拡大への懸念からオーバーナイトの取引で一時1.6%高まで買われた。しかし、同攻撃についてイラン国内メディアが控えめに扱っている様子が分かると、一段の地政学リスクを巡る緊張は緩和した。

・金先物6月限は15.80ドル(0.7%)高の2413.80ドル。

4.19
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏
「金に関しては正常なリアクション機能が失われたことがますます明白になっている」と述べる。金は通常、ドルと金利が上がると下がる逆相関の関係にある。
金が年初来で16%上昇している背景には、ロシア・ウクライナ戦争と中東情勢に絡む地政学リスク、中国消費者や中央銀行による旺盛な需要に加え、主要国の債務残高が対国内総生産(GDP)で上昇していること、インフレ再加速の可能性などの要因があると。

【欧州株】
英FTSETM100指数 7,895.85 +18.80 +0.24%
独DAX指数 17,737.36 -100.04 -0.56%
仏CAC指数 8,022.41 -0.85 -0.01%
⇒△nr入首反発 ⇒△nr.買戻し ⇒▽nr.買戻し3  
⇒+nrはらみ.Sup50MA ⇒▽nr反発 ⇒▼拍子木.50MAもみあい 
⇒△nr反発.50MA突破 ⇒▽nr.買戻し.test10MA ⇒-▽陽下げ.もみあい

◆ほぼ変わらず
//◇▲◇◇◆//
・19日の欧州株はストックス欧州600指数がほぼ変わらず。--地政学的な緊張と金利高止まりへの懸念が背景にある。
・テクノロジー株が下落。

【欧州債】
◇上げる 
//◆◆◇◆◇// 
・ドイツ債がほぼ変わらず。
・英国債の利回り曲線はブルスティープ化。イングランド銀行(英中央銀行)当局者がインフレについて深くは懸念していないことを示唆、利下げ見通しが引き上げられた。

>>4.12
ファン・ランスショット・ケンペンのシニア投資ストラテジスト、ユースト・バン・レンダース氏
「イスラエルとイランの動向が注視される中、市場は地政学的リスクの影響を通常よりも大きく受けている」と。中東情勢の緊迫化を受け安全資産に対する需要が高まる中、金価格が最高値を更新するなどの動きが出ている。


・独国債10年物
⇒2.50% +0.00
⇒2.49% +0.03
⇒2.46% -0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.23% -0.04
⇒4.27% +0.01
⇒4.26% -0.04

2024年4月20日土曜日

◇ドルもみあい 円もみあい.154円半ば 原油.△nr.よこばい.82ドル台 令和6.4.20.Sat

StockCharts ⇒  
4.19
NYダウ   37,986.40 +211.02 +0.56%
NASDAQ 15,282.01 -319.48 -2.05%
S&P500   4,967.23 -43.89 -0.87%

NYダウ(INDU) ⇒◆切下げ ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒△反発.test10MA
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆wr吞込み ⇒◆nr切下げ ⇒▼wr.Low
S&P500(SPX) ⇒◆吞込み ⇒◆nr切下げ ⇒◆陰6.Low
【 SOX指数 】
4,306.87 -184.84(-4.12%) ⇒◆wr逆立 ⇒◆nr.Low ⇒◆wr.Low2

【 VIX恐怖指数 】
18.71 +0.71 (+3.94%) ⇒◆nr.下げ ⇒-◇nr.下げ ⇒+◆上げ
-1.15P 下がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
△反発.test10MA ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
・決算の内容が評価された銘柄やディフェンシブ株の一角に買いが入った。一方、インフレの高止まりへの懸念が根強いなか、ハイテク関連株に売りが出て相場の重荷となった。

▼wr.Low ⇒ ナスダック総合株価指数は6日続落。
・FRBによる利下げ開始の時期が不透明になるなかで、金利の上昇局面で売られやすいハイテク株を中心に下落。
・ネットフリックスが9%安。--通期の売上高見通しが慎重との受け止めから、売りが膨らんだ。
・エヌビディアは10%安、メタプラットフォームズは4%と下げが目立った。
//◇◆▽◇◆//◆▽◇◆◇◇ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◆▲//◆▽◇◇◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◇◆◆//+◇+▲◆+ 原油 82ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円もみあい.154円半ば 原油.△nr.よこばい.82ドル台 
4.20
米ドル/円 154.57 154.60
ユーロ/円 164.74 164.81
ユーロ/米ドル 1.0654 1.0657
英ポンド/円 191.29 191.38
豪ドル/円 99.23 99.27
スイスフラン/円 169.85 169.95 
原油(WTIC原油先物) 82.22 +0.12 +0.15%⇒◆wr逆立.大幅下落 ⇒◆nr.下落 ⇒△nr.よこばい

◇ドル強い 円安維持.154円台 原油.◆nr.下落.82ドル台  
4.19
米ドル/円 154.56 154.58
ユーロ/円 164.50 164.53
ユーロ/米ドル 1.0641 1.0646
英ポンド/円 192.18 192.31
豪ドル/円 99.24 99.32
スイスフラン/円 169.34 169.46
原油(WTIC原油先物) 82.10 -0.59 -0.71%⇒+◆陰上げ.もみあい ⇒◆wr逆立.大幅下落 ⇒◆nr.下落

◆ドルもみあい 円安一服.154円前半 原油.▲wr逆立.大幅下落.82ドル台  
4.18
米ドル/円 154.30 154.33
ユーロ/円 164.67 164.75
ユーロ/米ドル 1.0672 1.0676
英ポンド/円 192.17 192.22
豪ドル/円 99.29 99.34
スイスフラン/円 169.43 169.53
原油(WTIC原油先物) 82.69 -2.67 -3.13%⇒◇nr.よこばい ⇒+◆陰上げ.もみあい ⇒◆wr逆立.大幅下落

ハイテクが重し、企業決算への期待が下支え
1.
・イスラエルの対イラン報復攻撃が限定された規模でイランも損害はないと主張するなど中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りが後退し、寄り付き後、上昇。

・ダウは安心感から買戻しが継続したほか主要企業決算への期待を受けた買いに、終日堅調に推移した。

・一方、ハイテクで利下げ期待を受けた買いが後退したほか、動画配信のネットフリックス(NFLX)株の下落に押され、ナスダックは大幅下落。

・米東部時間18日夜にはイスラエルがイランを空爆したと伝わった。その後イスラエルによる報復攻撃は限定的にとどまりそうだとの見方が広がり、投資家の過度なリスク回避の動きはいったん落ち着いた。ただ、中東情勢が一段と悪化することへの懸念は根強い。ダウ平均の構成銘柄ではユナイテッドヘルス・グループやメルク、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)といったディフェンシブ株の一角に買いが入った。

・FRBによる利下げ開始の時期が不透明になるなかで、金利の上昇局面で売られやすいハイテク株を中心に下げが目立った。市場では「(今後発表される)決算で業績が市場予想を上回っても、マクロ環境の不確実性が上値を抑えやすい」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声が聞かれた。ダウ平均の構成銘柄では、マイクロソフトやアップルが売られた。

・米景気の強さを背景に、このところ米連邦準備理事会(FRB)高官からは利下げ転換に慎重な発言が相次いでいる。シカゴ連銀のグールズビー総裁は19日、直近3カ月の米経済指標が底堅さを示したことを受け、「(利下げに)動く前に、(インフレの沈静化が)はっきりするのを待つのが理にかなっている」と語った。

2.
・保険・銀行が上昇。
・半導体・同製造装置が下落。

・アメリカン・エキスプレスが6%高。--売上高と1株利益が市場予想を上回り、好感した買いが集まった。
・プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も上昇。--24年6月期通期の見通しを上方修正し、買い材料となった。
・ユナイテッドヘルス・グループやメルク、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)といったディフェンシブ株の一角に買いが入った。
・JPモルガン・チェースやコカ・コーラが上昇。

・マイクロソフトやアップルが売られた。
・ナイキやビザは下げた。


3.
・FRBによる利下げ開始の時期が不透明になるなかで、金利の上昇局面で売られやすいハイテク株を中心に下落。
・ネットフリックスが9%安。--通期の売上高見通しが慎重との受け止めから、売りが膨らんだ。
・エヌビディアは10%安、メタプラットフォームズは4%と下げが目立った。
・サーバーソリューション会社のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)は第3四半期の暫定決算発表をしなかったため、結果を警戒し、下落。
SOX指数 銘柄 ⇒
★ TSM 127.7 -3.46%
★ エヌビディア 762 -10.00%
★ ASML 859.54 -3.32%
◆ インテル 34.2 -2.40%
◆ QCOM クアルコム 157.63 -2.36%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 189.77 -2.34%
◆ AMD 146.64 -1.62%
★ MU ミクロン・テクノロジー 106.77 -4.61%
★ テラダイン 95.97 -4.22%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 132.27 -4.86%
◇ エヌビディア 846.71 +0.76%
◆ ASML 889.03 -2.05%
◆ インテル 35.04 -1.79%
◆ QCOM クアルコム 161.44 -1.75%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 194.32 -2.79%
★ AMD 155.08 -3.75%
★ MU ミクロン・テクノロジー 111.93 -3.78%
◆ テラダイン 100.2 -1.83%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 139.03 -0.55%
★ エヌビディア 840.35 -3.87%
★ ASML 907.61 -7.09%
◆ インテル 35.68 -1.60%
★ QCOM クアルコム 164.32 -2.53%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 199.89 -4.58%
★ AMD 154.02 -3.56%
★ MU ミクロン・テクノロジー 116.33 -4.47%
★ テラダイン 102.07 -2.73%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドルもみあい 円もみあい
//◇◆◇◇◇//▽◇◆◇ 
・ドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、イスラエルがイランへの報復に踏み切ったとの報道でアジア時間に0.6%上昇した後、それをほぼ消す展開。
・円はほぼ変わらず。 鈴木俊一財務相はワシントンで、為替市場の「行き過ぎた動きには適切に対応する」との見解をあらためて示した。

ドル円相場は
⇒¥154.64 ¥0.00 0.00%
⇒¥154.67 ¥0.28 +0.18%
⇒¥154.40 -¥0.32 -0.21%

>>4.16
野村の為替ストラテジスト、後藤祐二朗、宮入祐輔、 茂木仁の3氏
「節目の155円の水準に近づく中で、市場はドル・円相場の突然の下落に敏感になっている」と述べた。
リポートではドル・円相場が一瞬急落した後に、下落が続かなかった点をより重視していると指摘。今回の急激な動きは市場に介入の可能性を一段と意識させ、継続している円安のペースを制限するかもしれないとの考えを示した。

【米国株】
◆S&P500種株価指数は下落
//◆◇▲▽▲//▲◆◆◆◆ 
・S&P500種は5000を割り込み、過去最高値からの下げを拡大。
・ハイテク比重が大きいナスダック100指数は2%余り下げた。

・大型ハイテク株7強「マグニフィセント・セブン」の半数余りが、近日中に四半期決算を発表する。人工知能(AI)の熱狂に支えられた高い期待に応えられるかどうかが焦点。
・この日はAI銘柄として人気の高いエヌビディアが10%安、スーパー・マイクロ・コンピューターが23%安と急落とした。

4.19
LPLファイナンシャルのチーフ・グローバル・ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏
「投資家が期待しているのは単なる強い決算ではなく、強いガイダンスだ」と指摘。
「大型ハイテク企業が何らかの失望をもたらせば、今週売られ過ぎた相場は来週、さらに売られ過ぎの領域に深く突き落とされるだろう」と述べた。

4.19
シティー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
何事も確実ではないとして、特に週末を控えたリスクを考えると市場は神経質な展開が続くだろうと述べた。金融政策に影響を及ぼす可能性があるインフレ率が、引き続き焦点になると。

4.19
ランズバーグ・ベネット・プライベート・ウェルス・マネジメントのマイケル・ランズバーグ最高投資責任者(CIO)
「株式相場がここ数週間に下げているのは、利下げ期待が著しくしぼんでいるからだ。1-3月の強い相場を受けて利益確定の動きがあるのは意外ではない」と述べた。

4.19
ネーションワイドのマーク・ハケット氏
「地政学的および政治的な不透明感にインフレと金利、FRB高官による市場への圧力が加わり、マーケットの顔色と投資家マインドは急速かつ劇的に変化している」と述べた。

【米国債】
◇上昇
//◆◇▲◆▽//▲▲▽▲◇
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・米国債市場では10年債利回りがアジア時間に一時14ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げたが、米国時間では1bpまで下げ幅を縮小した。

・米10年債利回り
⇒4.62% -1.2 -0.26%
⇒4.63% 4.7 +1.03%
⇒4.59% -8.0 -1.72%
  
>>4.17
UBSの米州担当最高投資責任者(CIO)、ソリタ・マルチェリ氏
「当社では最近、利下げの時期と規模について予想を後退させたが、連邦公開市場委員会(FOMC)は依然として今年2回の利下げを9月から開始する可能性が非常に高いようだ」と指摘。
「つまり質の高い債券がもたらすリターンへの期待はなお高くて魅力があり、最近の債券安は一時的なものに終わる可能性が高い」と続けた。

>>4.17
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のウィン・シン氏とエリアス・ハダッド氏
前日のパウエル議長の発言を「タカ派そのもの」と表現。
「市場がおのずと金融を引き締めることをFRBは望んでいる。金融環境は緩み過ぎているため、利回り上昇とスプレッド拡大、強いドル、株価の下落の組み合わせが引き締めに必要とされている」と述べた。

【原油】
+上昇
//◆◆◇◆△//◆+▲◆+ 
・イスラエルがイランを攻撃したとの報道直後には急騰したが、その後は押し戻され、地政学を巡るリスクプレミアムがやや低下した。
・この日の相場の反応を見ると、戦闘エスカレートは回避できるとの見方を市場参加者が強めていることが示唆される。一方で、今月に入って価格高騰をヘッジするオプション買いも膨らんでいる。

・WTI先物5月限は前日比41セント(0.5%)高の1バレル=83.14ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は18セント(0.2%)上昇の87.29ドル。

4.19
ライスタッド・エナジーの石油市場調査担当シニアバイスプレジデント、ホルヘ・レオン氏
「当社の分析では、ファンダメンタルズに基づく公正な市場価格は1バレル=83ドルであり、地政学的な懸念に起因する現在のプレミアムを示唆している」と指摘。
「こうした地政学的要因によって、当面は原油相場のボラティリティーが続く可能性が高い」と述べた。

【NY金】
◇上昇
//◇◇▲▽◆//◇◇◆◇◇
・金相場も高い。だがイスラエルによるイラン攻撃が報じられた当初の上げ幅を削る展開となった。
・スラエルがイラン軍事基地をドローンで攻撃したと伝わると、スポット金価格は紛争拡大への懸念からオーバーナイトの取引で一時1.6%高まで買われた。しかし、同攻撃についてイラン国内メディアが控えめに扱っている様子が分かると、一段の地政学リスクを巡る緊張は緩和した。

・金先物6月限は15.80ドル(0.7%)高の2413.80ドル。

4.19
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏
「金に関しては正常なリアクション機能が失われたことがますます明白になっている」と述べる。金は通常、ドルと金利が上がると下がる逆相関の関係にある。
金が年初来で16%上昇している背景には、ロシア・ウクライナ戦争と中東情勢に絡む地政学リスク、中国消費者や中央銀行による旺盛な需要に加え、主要国の債務残高が対国内総生産(GDP)で上昇していること、インフレ再加速の可能性などの要因があると。

【欧州株】
英FTSETM100指数 7,895.85 +18.80 +0.24%
独DAX指数 17,737.36 -100.04 -0.56%
仏CAC指数 8,022.41 -0.85 -0.01%
⇒△nr入首反発 ⇒△nr.買戻し ⇒▽nr.買戻し3  
⇒+nrはらみ.Sup50MA ⇒▽nr反発 ⇒▼拍子木.50MAもみあい 
⇒△nr反発.50MA突破 ⇒▽nr.買戻し.test10MA ⇒-▽陽下げ.もみあい

◆ほぼ変わらず
//▽◆◆◆◆//◇▲◇◇◆
・19日の欧州株はストックス欧州600指数がほぼ変わらず。--地政学的な緊張と金利高止まりへの懸念が背景にある。
・テクノロジー株が下落。

【欧州債】
◇上げる 
//◆◇◆◆◇//◆◆◇◆◇ 
・ドイツ債がほぼ変わらず。
・英国債の利回り曲線はブルスティープ化。イングランド銀行(英中央銀行)当局者がインフレについて深くは懸念していないことを示唆、利下げ見通しが引き上げられた。

>>4.12
ファン・ランスショット・ケンペンのシニア投資ストラテジスト、ユースト・バン・レンダース氏
「イスラエルとイランの動向が注視される中、市場は地政学的リスクの影響を通常よりも大きく受けている」と。中東情勢の緊迫化を受け安全資産に対する需要が高まる中、金価格が最高値を更新するなどの動きが出ている。


・独国債10年物
⇒2.50% +0.00
⇒2.49% +0.03
⇒2.46% -0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.23% -0.04
⇒4.27% +0.01
⇒4.26% -0.04
19日 【日本株】
日経平均 37,068.35 -1,011.35 -2.66%
TOPIX 2,626.32 -51.13 -1.91%
日経平均 ⇒◆Low.50MA割れ ⇒◇nr入首 ⇒◆wrクアトロ.Low
TOPIX  ⇒◆wr.Sup50MA ⇒△入首 ⇒◆wrクアトロ.Low
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 24.43 +2.94 +13.68% ⇒△wr大幅上げ
日経平均VI 21.49 -1.28 -5.62% ⇒◆はらみ.大幅下げ
日経平均VI 22.77 +0.68 +3.08% ⇒▽wr吞込み
--------------------------------------------------------------
・半導体関連メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)がスマホ・PC販売低迷で市場見通しを引き下げたため、需要鈍化が警戒され下落。
・米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言などを受けた利下げ期待の後退。
・外国為替市場ではドルが主要10通貨に対してほぼ全面高。
--------------------------------------------------------------
19日、日経平均1000円安、中東緊迫化でリスクオフ-金利が低下

・19日の東京株式相場は急落し、日経平均終値の下落率は約1年半ぶりの大きさとなった。
・台湾積体電路製造(TSMC)の半導体市場見通しの引き下げと米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派寄りの発言を受けて下落して始まった日本株は、中東情勢がエスカレートしたことで下げが加速した。
・イスラエルがイランに対しミサイル攻撃を実施したとの報道を受け、投資家の投げ売りが加速した。
・レーザーテック、東京エレクトロン、ディスコといった半導体関連株の下落が目立った。トヨタ自動車を含む自動車株も安い。
・中東情勢の緊迫化で運賃が上昇するとの思惑から日本郵船をはじめとする海運株、原油高からINPEXといった鉱業株は値上がりした。
--------------------------------------------------------------
SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリスト
・日本株の急落について、日本企業のファンダメンタルズよりも地政学リスクやTSMCの見通し引き下げが嫌気されており、投資家心理の変化による影響が大きいと指摘。
・報復の連鎖につながれば瞬間的な下落が続くため、投資家心理的にも良くない展開だと見ている。

三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト
・「イランが報復する可能性もあり、泥沼化する懸念がある」と指摘。
・被害状況がまだはっきりせず、展望ははっきりしないが、「リスクを取っていた人はポジションを落とすだろう。イスラエル内部の政権交代などがないと終わらないのではないか」と。
--------------------------------------------------------------
日経平均は急落、半導体大幅安に中東情勢緊張化を受けて一時37000円割れ

・ナスダック安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・日経平均は38000円を割り込んでスタートした後はじりじりと下げ幅を拡大。--値がさ半導体株の下げが影響して、下げ幅は1000円超まで拡大した。
・10時過ぎに「イランの複数個所で爆発音」と伝わったことで、日経平均は一段安の展開となったほか、為替も1ドル153円台に瞬間的に入る動きが見られた。

・プライム市場の9割超の銘柄が下落する全面安の展開となり、取引時間中としては2月9日以来の37000円割れとなった。
・大引けの日経平均は前日比1011.35円安(-2.66%)の37068.35円。

・鉱業、海運業、医薬品の3セクターのみ上昇。
・電気機器、機械、金属製品、精密機器、証券・商品先物取引業などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】INPEX、資生堂、さくらインターネット、東エレク など 


▽INPEX 2409 +36大幅反発。
NY原油相場が時間外取引で急伸しており、同社など石油関連株の手掛かり材料となっている。前日のNY原油先物5月限はほぼ横ばいの82.73ドルであったが、時間外では85ドル台半ばにまで急伸している。
イラク南部で爆発音との報道が伝わったほか、米政府高官ではイスラエルがイランの標的を空爆したことを確認などとも伝わっている。原油需給の先行き懸念が思惑視される状況に。

◆資生堂 4057 -2朝高後に値を消す。
本日は同社やコーセー、花王など化粧品大手の一角で強い動きが目立っている。前日の米国市場では化粧品大手のエスティ・ローダーが4.9%高と大幅上昇しており、国内関連銘柄の刺激材料につながっているとみられる。
エスティ・ローダーの株価上昇はドイチェバンクの高格付け付与が材料になったとみられている。5月発表の決算に対する期待を高めているようだ。

▽さくらインターネット 6190 +1000ストップ高。
経済産業省では、幅広いAI開発者が利用可能な計算資源を整備するため、KDDIやGMOインター、同社など5社に最大725億円の助成を行うと本日発表している。とりわけ、同社への助成額は501億円とされており、より関心が高まる状況になっているようだ。
斎藤経産相では「今後さらに利活用が進む生成AIのモデル開発のため、国内に計算資源を整備することが重要」と語っている。

◆東エレクトロン 33530 -3210大幅続落。
前日の米国市場ではSOX指数が1.7%安となり、東京市場でも半導体関連に売りが集まる展開となっている。台湾TSMCが前日に決算を発表している。
AI向け半導体の需要拡大を背景に第2四半期売上高は最大30%増加するとの見通しを示しているが、2024年の半導体市場見通しは従来予想をやや引き下げており、設備投資計画も据え置き。半導体関連銘柄全般にとって売り材料につながる形へ。

--------------------------------------------------------------
4.19動いた株・出来た株
◇さくらインターネット<3778> 6180 +990 経産省の支援補助が伝わる。
◇ブロンコビリー<3091> 3765 +225 第1四半期大幅増益決算を好感。
◇石油資源開発<1662> 7070 +380 原油相場の時間外急騰で石油関連として買われる。
◇INPEX<1605> 2490.5 +117.5 地政学リスク高まり受け原油先物が急伸。
◇日本郵船<9101> 4215 +123 海運株高に加えて自己株消却も発表。
◇川崎汽船<9107> 2096.5 +47.5 地政学リスクの高まりによる海運市況の上昇思惑。
◆TOWA<6315> 9620 -1490 半導体株安の中で利食い売りが優勢に。
◆ソシオネクスト<6526> 4042 -471 半導体株安で25日線なども割り込み。
◆日本マイクロニクス<6871> 6640 -730 半導体株安で中小型半導体関連もきつい下げ。
◆レーザーテック<6920> 33860 -3650 TSMC決算受けた米SOX指数下落で。
◆芝浦メカトロニクス<6590> 5910 -630 半導体製造装置の一角として売りが優勢に。
◆野村マイクロ・サイエンス<6254> 4785 -495 中小型半導体関連株が総じてきつい下げ。
◆SCREENホールディングス<7735> 16385 -1680 TSMC関連としての位置づけも高い銘柄であり。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 3965 -365 TSMC設備投資計画据え置きなどで半導体製造装置弱い。
◆東京エレクトロンデバイス<2760> 5550 -490 他の半導体関連の中小型株同様に売り集まる。
◆テラスカイ<3915> 1997 -173 前日にかけて一段高となった反動強まる。
◆東京応化工業<4186> 4031 -347 半導体関連株安もあり25日線が抵抗線に。
◆東京エレクトロン<8035> 33890 -2850 TSMC決算受けた米国半導体株安に押される。

2024年4月19日金曜日

◇ドル強い 円安維持.154円台 原油.◆nr.下落.82ドル台 令和6.4.19.Fri

19日 【日本株】
日経平均 37,068.35 -1,011.35 -2.66%
TOPIX 2,626.32 -51.13 -1.91%
日経平均 ⇒◆Low.50MA割れ ⇒◇nr入首 ⇒◆wrクアトロ.Low
TOPIX  ⇒◆wr.Sup50MA ⇒△入首 ⇒◆wrクアトロ.Low
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 24.43 +2.94 +13.68% ⇒△wr大幅上げ
日経平均VI 21.49 -1.28 -5.62% ⇒◆はらみ.大幅下げ
日経平均VI 22.77 +0.68 +3.08% ⇒▽wr吞込み
--------------------------------------------------------------
・半導体関連メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)がスマホ・PC販売低迷で市場見通しを引き下げたため、需要鈍化が警戒され下落。
・米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言などを受けた利下げ期待の後退。
・外国為替市場ではドルが主要10通貨に対してほぼ全面高。
--------------------------------------------------------------
19日、日経平均1000円安、中東緊迫化でリスクオフ-金利が低下

・19日の東京株式相場は急落し、日経平均終値の下落率は約1年半ぶりの大きさとなった。
・台湾積体電路製造(TSMC)の半導体市場見通しの引き下げと米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派寄りの発言を受けて下落して始まった日本株は、中東情勢がエスカレートしたことで下げが加速した。
・イスラエルがイランに対しミサイル攻撃を実施したとの報道を受け、投資家の投げ売りが加速した。
・レーザーテック、東京エレクトロン、ディスコといった半導体関連株の下落が目立った。トヨタ自動車を含む自動車株も安い。
・中東情勢の緊迫化で運賃が上昇するとの思惑から日本郵船をはじめとする海運株、原油高からINPEXといった鉱業株は値上がりした。
--------------------------------------------------------------
SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリスト
・日本株の急落について、日本企業のファンダメンタルズよりも地政学リスクやTSMCの見通し引き下げが嫌気されており、投資家心理の変化による影響が大きいと指摘。
・報復の連鎖につながれば瞬間的な下落が続くため、投資家心理的にも良くない展開だと見ている。

三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト
・「イランが報復する可能性もあり、泥沼化する懸念がある」と指摘。
・被害状況がまだはっきりせず、展望ははっきりしないが、「リスクを取っていた人はポジションを落とすだろう。イスラエル内部の政権交代などがないと終わらないのではないか」と。
--------------------------------------------------------------
日経平均は急落、半導体大幅安に中東情勢緊張化を受けて一時37000円割れ

・ナスダック安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・日経平均は38000円を割り込んでスタートした後はじりじりと下げ幅を拡大。--値がさ半導体株の下げが影響して、下げ幅は1000円超まで拡大した。
・10時過ぎに「イランの複数個所で爆発音」と伝わったことで、日経平均は一段安の展開となったほか、為替も1ドル153円台に瞬間的に入る動きが見られた。

・プライム市場の9割超の銘柄が下落する全面安の展開となり、取引時間中としては2月9日以来の37000円割れとなった。
・大引けの日経平均は前日比1011.35円安(-2.66%)の37068.35円。

・鉱業、海運業、医薬品の3セクターのみ上昇。
・電気機器、機械、金属製品、精密機器、証券・商品先物取引業などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】INPEX、資生堂、さくらインターネット、東エレク など 


▽INPEX 2409 +36大幅反発。
NY原油相場が時間外取引で急伸しており、同社など石油関連株の手掛かり材料となっている。前日のNY原油先物5月限はほぼ横ばいの82.73ドルであったが、時間外では85ドル台半ばにまで急伸している。
イラク南部で爆発音との報道が伝わったほか、米政府高官ではイスラエルがイランの標的を空爆したことを確認などとも伝わっている。原油需給の先行き懸念が思惑視される状況に。

◆資生堂 4057 -2朝高後に値を消す。
本日は同社やコーセー、花王など化粧品大手の一角で強い動きが目立っている。前日の米国市場では化粧品大手のエスティ・ローダーが4.9%高と大幅上昇しており、国内関連銘柄の刺激材料につながっているとみられる。
エスティ・ローダーの株価上昇はドイチェバンクの高格付け付与が材料になったとみられている。5月発表の決算に対する期待を高めているようだ。

▽さくらインターネット 6190 +1000ストップ高。
経済産業省では、幅広いAI開発者が利用可能な計算資源を整備するため、KDDIやGMOインター、同社など5社に最大725億円の助成を行うと本日発表している。とりわけ、同社への助成額は501億円とされており、より関心が高まる状況になっているようだ。
斎藤経産相では「今後さらに利活用が進む生成AIのモデル開発のため、国内に計算資源を整備することが重要」と語っている。

◆東エレクトロン 33530 -3210大幅続落。
前日の米国市場ではSOX指数が1.7%安となり、東京市場でも半導体関連に売りが集まる展開となっている。台湾TSMCが前日に決算を発表している。
AI向け半導体の需要拡大を背景に第2四半期売上高は最大30%増加するとの見通しを示しているが、2024年の半導体市場見通しは従来予想をやや引き下げており、設備投資計画も据え置き。半導体関連銘柄全般にとって売り材料につながる形へ。

--------------------------------------------------------------
4.19動いた株・出来た株
◇さくらインターネット<3778> 6180 +990 経産省の支援補助が伝わる。
◇ブロンコビリー<3091> 3765 +225 第1四半期大幅増益決算を好感。
◇石油資源開発<1662> 7070 +380 原油相場の時間外急騰で石油関連として買われる。
◇INPEX<1605> 2490.5 +117.5 地政学リスク高まり受け原油先物が急伸。
◇日本郵船<9101> 4215 +123 海運株高に加えて自己株消却も発表。
◇川崎汽船<9107> 2096.5 +47.5 地政学リスクの高まりによる海運市況の上昇思惑。
◆TOWA<6315> 9620 -1490 半導体株安の中で利食い売りが優勢に。
◆ソシオネクスト<6526> 4042 -471 半導体株安で25日線なども割り込み。
◆日本マイクロニクス<6871> 6640 -730 半導体株安で中小型半導体関連もきつい下げ。
◆レーザーテック<6920> 33860 -3650 TSMC決算受けた米SOX指数下落で。
◆芝浦メカトロニクス<6590> 5910 -630 半導体製造装置の一角として売りが優勢に。
◆野村マイクロ・サイエンス<6254> 4785 -495 中小型半導体関連株が総じてきつい下げ。
◆SCREENホールディングス<7735> 16385 -1680 TSMC関連としての位置づけも高い銘柄であり。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 3965 -365 TSMC設備投資計画据え置きなどで半導体製造装置弱い。
◆東京エレクトロンデバイス<2760> 5550 -490 他の半導体関連の中小型株同様に売り集まる。
◆テラスカイ<3915> 1997 -173 前日にかけて一段高となった反動強まる。
◆東京応化工業<4186> 4031 -347 半導体関連株安もあり25日線が抵抗線に。
◆東京エレクトロン<8035> 33890 -2850 TSMC決算受けた米国半導体株安に押される。
StockCharts ⇒  
4.18
NYダウ   37,775.38 +22.07 +0.06%
NASDAQ 15,601.49 -81.87 -0.52%
S&P500   5,011.12 -11.09 -0.22%

NYダウ(INDU) ⇒◆nrはらみ.様子見 ⇒◆切下げ ⇒+◆はらみ.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆nr.様子見 ⇒◆wr吞込み ⇒◆nr切下げ
S&P500(SPX) ⇒◆nr切下げ.様子見 ⇒◆吞込み ⇒◆nr切下げ
【 SOX指数 】
4,491.71 -75.60(-1.66%) ⇒◇はらみ反発.test50MA ⇒◆wr逆立 ⇒◆nr.Low

【 VIX恐怖指数 】
18.00 -0.21 (-1.15%) ⇒▼かぶせ.Cog ⇒◆nr.下げ ⇒-◇nr.下げ
-1.15P 下がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
+◆はらみ.様子見 ⇒ 米株式市場でダウ工業株30種平均は反発。
・市場予想を下回る決算を発表した銘柄に売りが出て、ダウ平均を押し下げた。半導体関連株やハイテク株に売りが広がったことも、相場の重荷となった。今月に入ってダウ平均は大幅に下げた後で、一部の主力株には値ごろ感からの買いが入り、下値は堅かった。

◆nr切下げ ⇒ ナスダック総合株価指数は5日続落。
・米長期金利が上昇。--4.58%から4.6%台に水準を切り上げ、株式の相対的な割高感が意識された。
・アナリストが投資判断を引き下げたテスラが安い。
・18日に最新の生成AI基盤技術を発表したメタプラットフォームズは上げた。
//◇◆▽◇◆//◆▽◇◆◇ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◆▲//◆▽◇◇◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◇◆◆//+◇+▲◆ 原油 82ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル強い 円安維持.154円台 原油.◆nr.下落.82ドル台  
4.19
米ドル/円 154.56 154.58
ユーロ/円 164.50 164.53
ユーロ/米ドル 1.0641 1.0646
英ポンド/円 192.18 192.31
豪ドル/円 99.24 99.32
スイスフラン/円 169.34 169.46
原油(WTIC原油先物) 82.10 -0.59 -0.71%⇒+◆陰上げ.もみあい ⇒◆wr逆立.大幅下落 ⇒◆nr.下落

◆ドルもみあい 円安一服.154円前半 原油.▲wr逆立.大幅下落.82ドル台  
4.18
米ドル/円 154.30 154.33
ユーロ/円 164.67 164.75
ユーロ/米ドル 1.0672 1.0676
英ポンド/円 192.17 192.22
豪ドル/円 99.29 99.34
スイスフラン/円 169.43 169.53
原油(WTIC原油先物) 82.69 -2.67 -3.13%⇒◇nr.よこばい ⇒+◆陰上げ.もみあい ⇒◆wr逆立.大幅下落

▽ドル強い 円安進む.154円後半 原油.+◆陰上げ.もみあい.85ドル台 
4.17
米ドル/円 154.71 154.72
ユーロ/円 164.19 164.28
ユーロ/米ドル 1.0613 1.0617
英ポンド/円 192.26 192.30
豪ドル/円 99.08 99.10
スイスフラン/円 169.45 169.49
原油(WTIC原油先物) 85.36 +0.28 +0.33%⇒+nr ⇒◇nr.よこばい ⇒+◆陰上げ.もみあい

良好な成長期待が下支え
1.
・良好な雇用や製造業関連指標を好感し、寄り付き後、上昇。

・ダウは弱いハイテクに押され下落に転じる局面もあったが、良好な経済成長が持続可能との期待に終日底堅く推移した。

・一方、ナスダックは連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言などを受けた利下げ期待の後退や、半導体関連メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)がスマホ・PC販売低迷で市場見通しを引き下げたため需要鈍化が警戒され下落し、まちまちで終了。

・ダウ平均は午前に300ドルあまり上昇したものの、上値は重かった。利下げ観測の後退で米長期金利が上昇(債券価格は下落)しやすくなっている。この日は前日の4.58%から4.6%台に水準を切り上げ、株式の相対的な割高感が意識された。ダウ平均ではセールスフォースやマイクロソフトなど主要ハイテク株の売りが目立った。

・経済指標の強さやFRB高官発言を受けて足元で米利下げ観測が大幅に後退している。18日発表の週間の米新規失業保険申請件数はダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想を下回った。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は同日朝のインタビューで、「利下げを急ぐ必要性を感じない」と述べた。米短期金利先物相場は年内に0.25%の利下げ1〜2回を織り込む水準となっている。

・半導体株の値動きも全般にさえなかった。18日に半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)が発表した2024年1〜3月期決算と4〜6月期の売上高見通しは市場予想を上回った。生成人工知能(AI)開発向け半導体需要の強さが確認され、エヌビディアは上げた。一方、AI向け以外の低調が続くとの見通しからインテルなどが売られた。

2.
・保険・銀行が上昇。
・自動車・自動車部品が下落。

・ユナイテッドヘルス・グループやトラベラーズなどのディフェンシブ株が物色された。
・住宅建設会社のDRホートン(DHI)は四半期決算で、住宅販売見通しを引き上げ、上昇。
・航空会社のアラスカ・エア(ALK)は四半期決算で24年通期の1株利益見通しを引き上げ、上昇。
・化粧品会社のエスティローダー(EL)はフランスの同業ロレアル(OR)が第1四半期決算で売り上げ9.4%増を計上したため期待感を受けた買いに、上昇。

・セールスフォースやマイクロソフトなど主要ハイテク株の売りが目立った。
・AI向け以外の低調が続くとの見通しからインテルなどが売られた。


3.
・米長期金利が上昇。--4.58%から4.6%台に水準を切り上げ、株式の相対的な割高感が意識された。
・ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は次世代版の生成AI(人工知能)の基盤モデル「ラマ3」の投入を発表し、上昇。
・半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は政府が61億ドルの補助金を受け取る方向だと報じられたが、台湾積体電路製造(TSMC)による市場見通し引き下げが警戒され、下落。
・動画配信のネットフリックス(NFLX)は取引終了後に決算を発表。1株利益が予想を上回ったほか広告収入が強く、時間外取引で上昇している。
SOX指数 銘柄 ⇒
★ TSM 132.27 -4.86%
◇ エヌビディア 846.71 +0.76%
◆ ASML 889.03 -2.05%
◆ インテル 35.04 -1.79%
◆ QCOM クアルコム 161.44 -1.75%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 194.32 -2.79%
★ AMD 155.08 -3.75%
★ MU ミクロン・テクノロジー 111.93 -3.78%
◆ テラダイン 100.2 -1.83%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 139.03 -0.55%
★ エヌビディア 840.35 -3.87%
★ ASML 907.61 -7.09%
◆ インテル 35.68 -1.60%
★ QCOM クアルコム 164.32 -2.53%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 199.89 -4.58%
★ AMD 154.02 -3.56%
★ MU ミクロン・テクノロジー 116.33 -4.47%
★ テラダイン 102.07 -2.73%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 139.8 -0.24%
◇ エヌビディア 874.15 +1.64%
◇ ASML 976.92 +2.31%
◆ インテル 36.26 -0.14%
◆ QCOM クアルコム 168.58 -0.74%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 209.48 +1.85%
◆ AMD 163.46 -0.29%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 121.77 +0.33%
◇ テラダイン 104.93 +0.49%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドル強い 円安維持
//◇◆◇◇◇//▽◇◆◇ 
・ドルが主要10通貨に対してほぼ全面高。
・ドルは対円で小幅高。前日の神田真人財務官による発言を受けてアジア時間の取引では一時153円96銭まで下げていた。

ドル円相場は
⇒¥154.67 ¥0.28 +0.18%
⇒¥154.40 -¥0.32 -0.21%
⇒¥154.71 ¥0.43 +0.28%

>>4.16
野村の為替ストラテジスト、後藤祐二朗、宮入祐輔、 茂木仁の3氏
「節目の155円の水準に近づく中で、市場はドル・円相場の突然の下落に敏感になっている」と述べた。
リポートではドル・円相場が一瞬急落した後に、下落が続かなかった点をより重視していると指摘。今回の急激な動きは市場に介入の可能性を一段と意識させ、継続している円安のペースを制限するかもしれないとの考えを示した。

【米国株】
◆続落
//◆◇▲▽▲//▲◆◆◆ 
・S&P500種は5日続落。
・強い経済統計に加え、タカ派的な連邦準備制度理事会(FRB)当局者発言が相次いだことで、高い政策金利が長期化するとの観測が強まった。

・台湾積体電路製造(TSMC)はスマートフォンやパソコン(PC)販売がなお弱いとして、今年の半導体市場の成長見通しを下方修正した。
・ネットフリックスは引け直後に決算を発表。オリジナルプログラムの強力なラインアップと、パスワード共有規制が奏功し、新規の加入者数が予想を上回り、2020年以来の好調な1-3月期となった。

4.18
モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏
「今週出たデータの大半は、経済がなおもフルスロットルで猛進していることを示した」と指摘。「連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ計画に課題を突きつけるだろう」と。

4.18
ナットアライアンス・セキュリティーズの国際債券責任者、アンドルー・ブレナー氏
「FRB高官の発言はわれわれをますます神経質にさせている」と指摘。
「地区連銀総裁2人の発言で状況はなおさら穏やかではなくなった」と述べた。


4.18
JPモルガン・チェースのダニエル・ピント社長
今年はまったく利下げがないかもしれないと。
「利下げが可能になるまで、もう少し時間がかかるかもしれない」と同氏はワシントンで開かれたイベントで発言。
一方でインフレ沈静化への疑念が広がる中でも、利上げの可能性は「極めて低い」と述べた。

4.18
ランズバーグ・ベネット・プライベート・ウェルス・マネジメントのマイケル・ランズバーグ最高投資責任者(CIO)
市場が抱える最大の不安はインフレだと指摘。
インフレは再び加速しており、年内1回であれ、2回であれ、利下げの可能性を後退させていると述べた。
「今年は利下げなしの見方を当社は固持する」とランズバーグ氏。
「投資家はインフレ率と金利の両面において、より高く、より長くの状況に備えるべきだと当社は考えている。予測可能な将来において投資ポートフォリオをこうした力関係に調整しておくべきだろう」と述べた。

【米国債】
▲下落
//◆◇▲◆▽//▲▲▽▲
・米国債は下落。( 利回り上がる )

・ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は利下げを急ぐ必要はないと発言。利上げの可能性についての質問には、自身の基本シナリオではないとしつつ、金融当局のインフレ目標を達成する上で経済データが正当化する場合は、利上げもあり得ると語った。

・米10年債利回り
⇒4.63% 4.7 +1.03%
⇒4.59% -8.0 -1.72%
⇒4.67% 6.8 +1.48%
  
>>4.17
UBSの米州担当最高投資責任者(CIO)、ソリタ・マルチェリ氏
「当社では最近、利下げの時期と規模について予想を後退させたが、連邦公開市場委員会(FOMC)は依然として今年2回の利下げを9月から開始する可能性が非常に高いようだ」と指摘。
「つまり質の高い債券がもたらすリターンへの期待はなお高くて魅力があり、最近の債券安は一時的なものに終わる可能性が高い」と続けた。

>>4.17
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のウィン・シン氏とエリアス・ハダッド氏
前日のパウエル議長の発言を「タカ派そのもの」と表現。
「市場がおのずと金融を引き締めることをFRBは望んでいる。金融環境は緩み過ぎているため、利回り上昇とスプレッド拡大、強いドル、株価の下落の組み合わせが引き締めに必要とされている」と述べた。

【原油】
◆ほぼ変わらず
//◆◆◇◆△//◆+▲◆ 
・イランがイスラエル核施設への攻撃を警告した一方で、ドル上昇も意識された。
・イランはイスラエルに対し、自国の核施設を攻撃しないようけん制し、攻撃を受ければ相応の報復措置を講じる構えを示した。

・WTI先物5月限は前日比4セント(0.05%)高の1バレル=82.73ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は18セント(0.2%)安の87.11ドル。

4.18
ゴールドマン・サックス・グループ
原油価格について、現時点では地政学的緊張を理由に1バレル当たり5-10ドルのプレミアムが付いており、新たな展開や緊張の激化がなければ下落する可能性があるとしている。

【NY金】
◇反発
//◇◇▲▽◆//◇◇◆◇
・地政学リスクの高まりに加え、中央銀行や中国消費者による需要を背景に、買いが優勢になった。
・米国と中国の関係悪化は、逃避先資産とされる金の買いをさらに誘発する可能性がある。バイデン米大統領は前日の演説で、中国について「排外主義的」だと指摘した。

・金先物6月限は9.60ドル(0.4%)高の2398ドル。

>> 4.17
ドイツ銀行のストラテジスト、マイケル・シュー氏
南シナ海での緊張が火種となり、金への関心が高まる可能性があるとみている。

【欧州株】
英FTSETM100指数 7,877.05 +29.06 +0.37%
独DAX指数 17,837.40 +67.38 +0.38%
仏CAC指数 8,023.26 +41.75 +0.52%
⇒▲wr逆立.50MA割れ ⇒△nr入首反発 ⇒△nr.買戻し  
⇒▲逆立.Sup50MA ⇒+nrはらみ.Sup50MA ⇒▽nr反発 
⇒-△陽Low.50MA割れ ⇒△nr反発.50MA突破 ⇒▽nr.買戻し.test10MA

◇続伸
//▽◆◆◆◆//◇▲◇◇
・四半期決算が好感されたスイス重電大手ABBは過去最高値を更新し、工業株を押し上げた。。
・ABB(ABBN.S)は6.3%上昇し、2024年第1・四半期の利益が予想を上回って今後数カ月の伸びの加速を示唆したことが材料視された。

【欧州債】
◆下落
//◆◇◆◆◇//◆◆◇◆ 
・米経済指標で労働市場の持続的な堅調さが示された一方、欧州中央銀行(ECB)による6月利下げ観測が利回り上昇を抑制した。

>>4.12
ファン・ランスショット・ケンペンのシニア投資ストラテジスト、ユースト・バン・レンダース氏
「イスラエルとイランの動向が注視される中、市場は地政学的リスクの影響を通常よりも大きく受けている」と。中東情勢の緊迫化を受け安全資産に対する需要が高まる中、金価格が最高値を更新するなどの動きが出ている。


・独国債10年物
⇒2.49% +0.03
⇒2.46% -0.02
⇒2.49% +0.05
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.27% +0.01
⇒4.26% -0.04
⇒4.30% +0.06
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